2009年9月、中国サッカーにまたも八百長疑惑が浮上しました。「吊射門」(ループシュート事件)と呼ばれる今回の騒ぎ。なんと自陣ゴールめがけてシュートを打ちまくるという、あまりにも露骨かつお粗末な八百長です。事件後、メディアの批判が殺到しているほか、警察も捜査を開始したと伝えられるなど大変な騒ぎとなっています。 事件が起きたのは9月2日、四川省成都市で行われた中国サッカー甲級リーグ(2部に相当)の四川智谷対青島海利豊の一戦。試合は青島が3対0とリードしていましたが、ラスト5分に奇妙な出来事が。 青島の選手が敵ゴールではなく、自陣ゴールめがけてロングシュート。どうにかGKがキャッチしましたが、この不思議なシュートが3回も続きました。明らかにオウンゴールを狙う動きで、現地観客からは「八百長だ、八百長だ」と叫び声があがり、異様な雰囲気で試合は終了しています。 ・問題のシュートシーン。 2部の試合で