【モスクワ=寺口亮一】来春の次期ロシア大統領選で当選が確実視されるプーチン首相が、経済を中心に旧ソ連諸国の再統合に意欲を見せている。 18日にはロシアやウクライナなど独立国家共同体(CIS)の8か国で、域内関税を撤廃する自由貿易圏を創設する条約を取りまとめた。 プーチン氏は18日、サンクトペテルブルクでのCISの首相級会議で条約を取りまとめた後、「成長の(新たな)源の一つは統合だ」と述べ、署名しなかったCIS諸国に自由貿易圏への参加を呼びかけた。 プーチン氏はイズベスチヤ紙(4日付)への寄稿で「ユーラシア同盟」を提唱した。これは大統領に復帰した後の外交方針の軸になるとみられ、内外の注目を集めた。ロシアとカザフスタン、ベラルーシの3か国で構成する関税同盟をベースに、共通の経済・通貨政策を持つ経済同盟に移行する構想だ。
レーダーに探知されにくいステルス機能を持つロシアの最新鋭戦闘機T50の試作機が17日、モスクワ郊外で開かれた国際航空見本市で、プーチン首相が見守る中、初の公開飛行を行った。同国メディアなどが報じた。 T50はスホイ社がインドと共同開発。超音速の巡航能力を備え、5千キロ以上の飛行が可能。「第5世代」と呼ばれる次世代型戦闘機で、現在世界で唯一配備済みの米国のF22に匹敵する性能を持つとされる。 開発は予定より数年遅れており、配備は2015年以降。F22より3割程度安く、ロシアは各国への売り込みを期待している。千機近く製造する計画。 首相はT50について「ロシアの今日までの達成度と、航空産業の素晴らしい伝統を復活させようとする専門家の努力を示すものだ」と称賛した。(共同)
【モスクワ=佐藤貴生】最新設備を備えたモスクワ南部の空の玄関口、ドモジェドボ空港が24日、テロの標的になった。ロシア国内で公共交通機関を狙ったテロとしては昨年3月、モスクワの地下鉄で起きた連続爆破事件を超える被害となる可能性が大きい。同空港の航空便はイスラム教徒が多い中央アジアの旧ソ連圏との間も飛んでいるため、当局はイスラム過激派による犯行の可能性も視野に捜査している。 国営ロシアテレビなどによると、爆発が起きたのは、荷物を受け取る多数の乗客で混み合う国際線の到着ホールとみられる。爆発は2回起きたとの情報もあり、複数犯の可能性も指摘されている。不特定多数の死傷者が出ることを狙った無差別テロとみられる。 自爆犯が人混みの中に飛び込んでいって爆弾を起爆させたとの情報もある。出迎え客には荷物検査や身体チェックは行われていないといい、出迎え客の中にまじっていた可能性が高い。 テロ直後、現場周
ペンタゴンをも震え上がらせた、どんな船でも戦艦に変えられる巡航ミサイルキット!(動画あり)2010.05.23 20:005,772 世界の戦争の常識まで変える可能性も... マレーシアはクアラルンプールで開催されたミリタリー系の展示会「Defence Services Asia」におきまして、あっと世界を驚かせる巡航ミサイルシステムが登場し、慌てた米国などが一斉にロシアのミサイルメーカーへと猛抗議する展開になってますよ。そりゃね、もうわざわざ高いお金を払って軍艦とか装備しなくっても、普通のコンテナ船で十分に戦闘能力を高められるという代物ですからね。こんなものがバカスカと世界に出回ったら、どんな空母もたまったもんじゃないでしょう! 一見するだけでは普通のコンテナが軍事大国もタジタジの高性能巡航ミサイル発射システムと化す「Club-K」の脅威のすべてを、動画解説なんかも交えながら続きにて掲載
露サンクトペテルブルク(St. Petersburg)駅のホームに入った高速列車「サプサン(Sapsan)」(2009年12月18日撮影)。(c)AFP/KIRILL KUDRYAVTSEV 【4月27日 AFP】モスクワ(Moscow)-サンクトペテルブルク(St. Petersburg)間を3時間45分で結ぶ、ロシア初の高速列車「サプサン(Sapsan)」。昨年12月の運行開始以来、裕福な通勤客にはおおむね好評だが、沿線住民からは投石などの嫌がらせを受けるほどまでに嫌われている。 ロシア鉄道(Russian Railways、RDZ)によると、サプサンに不満をもつ住民らによる攻撃は、これまでに少なくとも14件発生しており、投石などのほかに銃撃までも発生しているという。 今年1月には、トベリ(Tver)地域のある村で、氷の塊がサプサンに投げつけられ、窓ガラスが割れる事件があった。氷を投げ
モスクワ(CNN) ロシアのカラシニコフ自動小銃(AK47)を設計したミハイル・カラシニコフ氏が10日、90歳の誕生日を迎え、国民の祝日並みに祝福された。メドベージェフ大統領は同日、カラシニコフにロシア最高勲章を授章。「カラシニコフ銃を開発しただけではなく、その名はロシアとロシアの国民が誇るブランドとなった」と、業績を称えた。 プーチン首相も祝福の書簡を送付。「世界にその名を知られる伝説の人物」「カラシニコフ小銃は20世紀を代表する発明品」と評価している。 カラシニコフ氏は第二次世界大戦中の1942年、療養中の病院のベッドの中で、自動小銃を設計。1947年に完成したことから、「AK47」と名付けられた。 シンプルな構造と高い信頼性から、世界中の戦場で導入され、ギネスブックでも「世界で最も一般的な銃」に選ばれている。改良が重ね続けられ、ロシアは世界に輸出、50カ国以上で採用されているという。
オタクはゲームか美女どちらを選ぶ?ロシアで実験 バイオレンスなニュースサイト秒刊SUNDAY(びょうかんサンデー) ゲームに没頭している間、突如その横を美しい美女が通り過ぎ、あられもない姿を晒された場合、どうなってしまうのか、そんな実験がロシアで開かれた。 早速ゲームにはまりこむロシアのオタクたち サイトによるとゲームは「カウンターストライク」で Virtus.proとforZeの2つのチームに分かれて対戦。 画面に食い入るオタクたち。 この状況下に美女がいたら・・・ さて、そこに美女が投入されました。 オタクたちは気が散るのでしょうか (美女じゃない!ってクレームはやめてください^^;) まずは、いすに座ったり話しかけたりしてみるも 全く反応なし。お手上げの美女 そこで 服を脱いで、セクシー攻撃です。 私を見て!ゲームなんかよりも刺激的よ! 時にはこんな体位も。普通ならもう我慢できない。
1日、グダニスク郊外で開かれた第2次大戦開戦70周年式典に参加するロシアのプーチン首相(右)、ドイツのメルケル首相(中)、ポーランドのトゥスク首相=ロイター 【モスクワ=副島英樹】ロシアのプーチン首相は31日、第2次世界大戦開戦70周年行事に向けてポーランドのガゼータ・ブイボルチャ紙に論文を寄稿し、39年のモロトフ・リッベントロップ協定(独ソ不可侵条約)が大戦の唯一の引き金になったとする指摘に対し、「歴史の歪曲(わいきょく)」だと反論した。 プーチン氏は、独ソ不可侵条約の前年に英仏がすでにドイツと融和政策をとったために、反ファシズムの共同戦線を張る望みがなくなったと主張。当時ノモンハン事件で日本軍との戦線も抱えていたソ連としては、ドイツとの不可侵条約はやむを得なかったとしている。 そのうえで「現在の政治状況の必要性から歴史を修正する試みがある」として、旧ソ連バルト3国や東欧諸国など反
【モスクワ=副島英樹】第2次世界大戦の開戦から70年のこの夏、原因や評価をめぐってロシアと一部の欧州諸国が火花を散らしている。 「ソ連をヒトラーのナチスドイツと同列に扱おうとする試みはロシア国民への侮辱であり、受け入れ難い」。ロシア上院は18日、「責任をソ連に負わせる動きがある」として、こんな声明を採択した。 旧ソ連バルト3国のリトアニアで7月3日、欧州安保協力機構(OSCE)の議会が人権と自由に関する決議を採択。その中に「8月23日をスターリニズムとナチズムの犠牲者追悼の日にする」「20世紀の欧州はナチスとスターリン主義という二つの全体主義体制を経験した」などの記述があることに反発した。 独ソは1939年8月23日にバルト3国でのソ連の権益黙認の代わりに独のポーランド侵攻を認める条約を締結。70年がたつのを機にリトアニアなど旧共産国主導の決議に問題の記述が盛り込まれた。 上院の声
ロシアで海賊を “合法的に死傷させる” ツアーが問題に 2009年6月28日 ロシアの旅行代理店が、海賊退治クルーズツアーを計画しています。ネーミングからして「遊園地の海賊クルーズみたいなものかな?」と思いがちですが、まったく違います。なんと、本当の海賊を退治するクルーズツアーなのです! このツアーは1日約55万円の参加費を払い、海賊が多くいるといわれているソマリア海域を巡回すします。こちらからは攻撃しませんが、少しでも海賊がツアー船を攻撃したら最後。ツアー船に乗船している乗客たちのバズーカ砲やライフル、グレネードランチャー、マシンガン、散弾銃、ロケットランチャーなどが海賊たちに向かって火を噴きます。 そう、これは正当防衛という名の下で海賊たちを攻撃し、死傷させるという恐ろしいツアーなのです。海賊とはいえ、さほど強い武器を持っているほけではありません。むしろ、このツアーに参加した富豪た
ロシアのピカリョボ(Pikalevo)で会議に出席するウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)ロシア首相(2009年6月4日撮影)。(c)AFP/RIA NOVOSTI/ALEXEY NIKOLSKY 【6月8日 AFP】「デリパスカ君、この合意文書に署名をしたかね?君のサインが見あたらないのだが。今すぐここに来てサインしなさい」 ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相は、ペンをテーブルに放り出すと、自分の元へ来るよう手招きした。 約300億ドル(約3兆円)の資産を持ち、前年までロシアで最も裕福な人物として知られたロシア・アルミニウム(Russian Aluminum)のオレグ・デリパスカ(Oleg Deripaska)社長は、席から立ち上がり、首相に冷徹ににらみつけられる中、頭を垂れたまま、給与の不払いが続く工場の操業再開を約束する合意文書に署名した。
モスクワ(Moscow)にある軍関係者の子女のための寄宿学校を視察で訪れた際、女学生と一緒に歌を歌うウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露首相(2009年5月8日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER BLOTNITSKY 【5月9日 AFP】学校にやってきた偉い人の前で歌を歌わされたが、緊張のあまり歌えなくなってしまった――という小学生にとって最悪の悪夢が、モスクワ(Moscow)で現実のものになってしまった。 欧米諸国に強硬な外交姿勢で臨み、ロシア国内ですっかり強面のイメージが定着したウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相はロシアの第二次大戦戦勝記念日を翌日に控えた8日、モスクワにある軍関係者の子女ための女子寄宿学校を訪問した。 同校の生徒、カーチャ・カザコワ(Katya Kazakova)さんがプーチン首相の前で、第二次世界大戦中の旧ソビエト連
昨日の記事「テポドン2、衛星軌道投入に失敗か。時事通信は大誤報」でお伝えしたとおり、時事通信はインタファクス通信を引用する形で、ロシア外務省のネステレンコ情報局長が発言してもいない「北朝鮮は衛星を軌道に乗せた」「衛星の軌道は特定された」というコメントを捏造。また時事通信以外にも産経新聞などが同様の記事を書いた上、各TV局も今朝の報道番組で同様の内容を放送。あたかもロシアが北朝鮮のテポドン2による衛星打ち上げが成功したことを確認したかのようなデマ報道を流しました。 実際にはネステレンコ情報局長は「テポドン2は予告どおり東に向けて正常に飛翔した」と述べただけであり、ペイロードは人工衛星として打ち上げられた事は認めていても、衛星が地球周回軌道に乗ったかどうかについて一切言及しておらず、軍の専門家の情報分析結果を待つと述べていました。昨日の時点でロシア軍が把握していたのは、テポドン2の第一段ブース
徳岡正肇のこれをやるしかない! / 第6回:「S.T.A.L.K.E.R.」でZONEをさまよってみるしかない 不定期連載「徳岡正肇の これをやるしかない!」。第6回のテーマはウクライナのゲームデベロッパ,GSC Game Worldが2007年にリリースした「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl」である。 チェルノブイリ原発事故と,それに続く謎の大爆発によって突然出現した異世界「ZONE」を舞台に,食い詰め者や故郷を追われた者達がその日の糧を得るためにモンスターやほかの勢力と無慈悲に戦うオープンエンドのFPSである本作。一見すると「モンスターと薄汚れた男達しか出てこないゲーム」のように思えるこの作品には,ライターの徳岡氏をして唸らせる,さまざまな暗喩や寓意が含まれていたのである。 発売から約2年を経た今,真のエンディングを含むストーリーを概観することで,
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