日本アイ・ビー・エム株式会社は3月3日、業界最大となる3TBのメモリを搭載できる次世代x86サーバーのアーキテクチャー「第五世代 Enterprise X-Architecture(以下、eX5)」を発表した。 eX5は、インテルCPUとの融合により、パフォーマンスや可用性、拡張性、運用効率を飛躍的に向上させるIBM独自開発のハイエンドサーバー向けアーキテクチャー「Enterprise X-Architecture(EXA)」の第五世代となるもの。x86サーバーにおいて、大容量メモリへの高速アクセスを制御する集積回路(チップ)と、異なる筐体に搭載されたCPU-チップ間を外部ケーブルで高速接続する伝送技術により、従来の6倍のメモリ搭載を実現した。 eX5を投入する市場背景について、システム製品事業 システムx事業部長の小林泰子氏は、「現在、企業のシステムのほとんどがx86サーバーで占められて