米調査会社IHS iSuppliは2月16日(現地時間)、世界における2011年第4四半期(10~12月)のタブレット市場に関する調査結果を発表した。同社が昨年12月に発表した予測通り、1位が米Apple、2位が米Amazon.comだった。 Appleは同四半期中、iPadおよびiPad 2を前年同期比111%増、前期比で39%増の1540万台出荷したが、タブレット市場のシェアは前期の64%から57%に縮小した。iSuppliは、シェア縮小の主な原因は、Amazon.comの「Kindle Fire」よりもむしろ、10月に発売されたAppleのスマートフォン「iPhone 4S」だとしている。Apple製品を愛好する消費者が、限られた予算をiPadよりも待望のiPhone 4Sに投じたためという。 昨年11月に発売されたKindle Fireの出荷台数は390万台で、14.3%のシェアを