マンガの書評サイト・マンガHONZを主宰する堀江貴文さんの最新刊『面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた』では、自身の「オールタイムベスト60」のマンガを紹介しながら、マンガの読み方、マンガ家の想像力のすごさ、これからのビジネスとマンガの関係などを縦横無尽に語りつくしている。そのなかで強調しているのは、「“遊びが仕事になる時代”には、マンガの重要性がますます増してくる」ということだ。どういうことか――今回は特別に、本書の「プロローグ」から全文を抜粋して紹介する。 ■「遊びが仕事になる時代」にマンガが必要なワケ 今、「想像的知識」の時代が到来している。 私の造語だが、言いかえると、今はまだ存在していない想像上の知識が次々に仕事を生み出し、未来をつくってゆく時代だということだ。今はまだ遊びの中にある想像的知識の中から新しく仕事を生み出していく人が、これからの時