銚子電鉄が経営難で、車両の点検費用を稼ぐために「ぬれ煎餅を買って」とHPで訴えたことが話題となっていたが、駅で物販をする駅は他にもある。 長野電鉄の須坂駅だ。 って、うちの実家のおもいきりご近所ネタで恐縮だが、ここで売る野菜や花は、基本1袋100円と激安なのに、新鮮だと評判なのだ。 これ、いつから始めたものなのか。きっかけなどを駅長さんに聞いてみた。 「野菜などを売り始めたのは、3年ぐらい前から。市内のイベントでお客さんがたくさん来るから、駅を花で飾ってくれって市からいわれたんだけど、隣の中野市がシャクヤクの横芽とって捨ててると聞いて、もったいないから、もらってきたんですよ」 この「捨てていた部分」を、皿に水を入れて並べておいたら、花が咲いた。さらに、鉢に植えたりしているうち、駅の利用者から「売ってくれ」と言われるようになったのだそうだ。10個で100円。 駅での花の販売のスタートである。