横浜市は28日、「日産スタジアム」など日産自動車(横浜市)との間で結んでいる3カ所の命名権(ネーミングライツ)契約を、来年2月28日で終了すると発表した。 日産スタジアムは約7万2千人収容。サッカーJリーグ1部(J1)の横浜F・マリノスの本拠地。 市によると、3カ所の命名権は、日産自動車が平成17年3月から5年間、総額23億5千万円の契約で横浜市から購入。同社は28日、経済情勢の悪化を理由に同条件では契約を更新しないと市に伝えたという。 市は今後、命名権を結ぶ企業を募集する方針だが、看板や案内板の交換などの経費が1億円以上かかる見込みという。