F1品種は危なくない!!! ブログを再開して気付いたこと事がある。 最近このブログの検索ワードで圧倒的に多いのが「F1種子」、「固定種」である。ここ半年の前には、硝酸態窒素や農薬という検索ワードが多かったわけだが、多くの方の興味は、「F1種子」、「固定種」に移っているようだ。 在来種・固定種とF1品種の違いはなにか 過去にこのようなエントリーを書いているが、多くの方の興味はF1種子と在来種の違いではなく、F1種子の危険性のようだ。 F1と在来種の違いは、エントリーを読んでいただくとして、F1種子が危険であるという主張は、種子の増殖の仕方だ。 F1種子は、全く形質の違う親同士の交配であるので、種子の増殖のためには全く別の個体と個体を受精させなくてはならず、これがものすごい手間になる。 自らの花粉と交配してしまうと品種として機能しなくなるわけで、様々な方法で交配を行うのだが、そのひとつに雄性不