サイバー犯罪をより多くの目で監視しようと、インターネットなどに詳しい東京理科大学の大学生がボランティアでネット上のパトロールを行うことになり、14日、警視庁から委嘱状が手渡されました。 14日は東京理科大学葛飾キャンパスで、亀有警察署の田中康義署長から委嘱状が手渡されました。 学生たちは今後、インターネット上で違法な書き込みがないかなどを監視し、必要に応じて通報するということです。 警視庁によりますと、違法な薬物の売買をネット上で隠語を使って行うケースが増えているほか、海外のサーバーを経由して発信元が分からないようにするなど、最近は手口がより巧妙化しているということです。 サイバーパトロールを行う機械工学科3年の森田恵一郎さんは「スマートフォンやパソコンなどを使ってきた経験を生かして貢献したいです」と話していました。