同舞台は、東京で7年ぶりの新作公演となる後藤ひろひと氏の作品。ある日“音楽に人生を賭けたい”と言い出し勘当した娘の事故死を知らされ、その娘が一体どんな人生を送ったのかを知ろうと考えた父親の真下幸吉(内場勝則)が、娘が所属していたガールズバンドに加入することに。音楽センスが一切ない真下が挑んだドラムを学ぶことになり、娘のため、自分のため、このバンドをデビューさせるため、娘のバンドに親が出演してしまうという、“親父”が一心不乱に奮闘する人情ストーリー。松村はガールズバンドのベース担当・くりこを演じる。 この日、全身黒の稽古着に身を包み登場した松村は、今回の舞台で初挑戦となるベースを生演奏。劇中でも披露する「月夜のカノン~ロック ver.」を、ギターを担当する女優の相楽樹とともに背中合わせでセッションするシーンもあり、緊張の色を感じさせず楽しげに演奏し、歌唱する姿を見せた。 稽古を終えた松村は「