画像説明, プリンスは4月21日、57歳で亡くなった。写真は2010年10月、ニューヨークのアポロ・シアターで。
「嫌い」を「正義」に言い換えるな、というお話があります。 要するに自分が嫌い、気に食わない、というだけのことなのに、それに色々と屁理屈をつけて、さもそれが正義であるかのように、正しいことであるかのように偽装するな、ということです。それくらいなら素直に「嫌い」といいなさい、ということです。 これは誠に尤もなお話で、その通りかと思います。 ただ、では嫌いなものを嫌いと言ってことが済むのかといえば、もちろんそういうわけではありません。 正義を振りかざしている人びとの中にも、薄々「これは単に気に食わないということやろな」と気付いていて、でもただ顔が気に食わないとか臭いとか言っても埒があかないので、それなりに理論武装して味方を増やし、気に食わないヤツをとっちめてやろう、という人もいるでしょう。 嫌いなら嫌いと言え、というのは尤もなのですが、嫌いとは言えない状況もあれば、ただ嫌いと言うだけではどうにも
数年前、母親(40半ば)の小6頃に書いた手紙を見た。 内容は良く覚えていないが、とても大人びた文章だった。 大人びたっていうのは、内容如何の話ではなくて、言葉遣いや文構成のはなし。あと字もきれいだった。 資料館とかに行くと、徴兵で戦地に行く17やそこらの子供たちの手紙なんかも すごくしっかりした文章だという印象が強い。 どうしてか、今の人たちの文章にはそれが無いように思う。 SNSが発達してとか、携帯やメールを使うようになったからとか、そういうことじゃないと思う。 自分は教育関係の仕事に携わるものでもなんでもないから、日本の教育論ってのは分からない。 でも、どうしてあの頃のようなしっかりとした文章が書けないんだろう? 「先生、あのね」なんて、いつから出てきたんだろう。 一概には言えないけど、昔の人と比べたら大半の日本人はアホになってると思う。 かくいう自分も、あんな文章は書けない。 どうい
文化【百聞より一見】 「ほどく かたち」 ギャラリー数寄 米山より子 作品展示風景(米、絹糸、手漉き和紙、水) ●日本的イメージ超えて 2020年の東京五輪開催に向けてか、最近よく聞く「和のおもてなし」や「日本文化の発信」。だがその中心である安倍首相直轄の有識者会議「『日本の美』総合プロジェクト懇談会」で語られる「日本」は、驚くほど古色蒼然(こしょくそうぜん)としている。「クールジャパン」でも「伝統回帰」でもない日本のリアリティは、どこにあるのだろうか。 米や和紙という一見非常に日本的な材料を用い、手仕事を通じて素材の美を最大限に引き出しながらも、米山より子の作品は「日本」のイメージからふんわりと飛翔(ひしょう)していくかのようなおおらかさをはらんでいる。 絹糸に様々な間隔で接着されたご飯粒が、半透明に光りながら五月雨のように天井から何十本も降り注ぐ中、台の上に乳白色の像が5体。複雑な襞(
プリンスの突然の訃報に際して、『プリンス論』の著者である西寺郷太さんがJ-WAVE『JK RADIO TOKYO UNITED』に電話出演。ジョン・カビラさんとプリンスの偉大な足跡について話していました。 (ジョン・カビラ)名曲の数々をかけさせていただきつつ、またプリンス(Prince)に特別な思いのある方のお話も、うかがうことになっております。プリンスの訃報に接し、番組内容を一部変更してお届けしているんですが、この時間はミュージシャン、そして『プリンス論』という本を去年の9月に出版されました、プリンスを愛してやまないアーティスト、西寺郷太さん。回線をつなぐことができました。西寺さん、おはようございます。 (西寺郷太)おはようございます。 (ジョン・カビラ)どうぞ、よろしくお願いします。 (西寺郷太)よろしくお願いします。 (ジョン・カビラ)ちょっとびっくりですね。 (西寺郷太)いや、びっ
「人生のなかではとても大きなこと」 「似ている人形がいたよ、と教えられ」 「子ども産みてー!」と叫んだ女子高生 先日開催された東京芸術大学の卒業・修了作品展で、ある作品が注目を集めました。題して《ラブドールは胎児の夢を見るか?》。かつて「ダッチワイフ」と呼ばれ、現在は「ラブドール」とも称される、女性をかたどった人形の「妊娠」した姿を収めた写真です。制作者で芸大大学院博士課程の菅実花さん(27)に、作品に込めた思いを聞きました。 「人生のなかではとても大きなこと」 ――制作のきっかけは。 「生殖」をテーマにしようと発想したのは、24、25歳の頃です。周りが結婚・出産を具体的に考え始める時期になり、同年代の女性の友達から「30歳までに子どもを産むようにプレッシャーを掛けられている」「何年も付き合った恋人と別れて、結婚できないかも」といった話を聞くようになりました。また、「子どもをあきらめた」と
独創性の高い作品で世界の音楽シーンに大きな影響を与えたロックミュージシャンのプリンス(本名プリンス・ロジャース・ネルソン)さんが21日、米ミネソタ州ミネアポリス近郊の自宅で死去した。57歳だった。 地元保安官によると、午前9時43分ごろ、病人がいると通報を受けた保安官代理が自宅兼スタジオ内のエレベーターの中で意識不明のプリンスさんを見つけ、蘇生を試みたが回復しなかった。死因は捜査中という。米メディアによると、4月上旬のコンサートをインフルエンザを理由に延期。14日の公演後に体調が悪化し、治療を受けた後、自宅で療養していたという。 ミネアポリス出身。78年にアルバムデビューし、ポップス、ロック、ファンクを融合したスタイルや過激な性的表現を含んだ歌詞で注目を集めた。80年代に入り、アルバム「1999」(82年)や同名の映画も公開された「パープル・レイン」(84年)が大ヒットし、世界的スターとな
世界的に活躍した歌手のプリンスさんが21日、アメリカ中西部ミネソタ州の自宅で亡くなっているのが見つかりました。57歳でした。 プリンスさん、本名プリンス・ロジャー・ネルソンさんは、1958年ミネソタ州ミネアポリス生まれ。学生時代にバンド活動を始め、1978年にレコードデビューしました。 ロックンロールの枠にとらわれない多様な音楽の要素を取り入れた独特のサウンドが特徴で、1984年に発表したアルバム「パープル・レイン」は全米で1300万枚を売り上げる大ヒットとなり、人気を不動のものにしました。 デビュー当時から27種類に上る楽器を演奏できたと言われ、作詞、作曲、演奏にとどまらず音楽プロデューサーや俳優としても活躍し、多彩な才能が高く評価されていました。 世界でのレコード、CDの売り上げは1億枚を超え、アメリカ音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞を7度にわたり受賞したほか、アカデミー賞も受賞し、
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