あのグーグル本体が日本企業に出資するのは極めて珍しい。しかも人工知能(AI)の社会実装を手がけるスタートアップに。 昨年12月、ABEJA(アベジャ、東京都港区、岡田陽介代表取締役CEO)が発表した「ABEJA、Googleより資金調達」のリリースは国内で衝撃をもって受け止められた。報道によると、米グーグル本体から日本のスタートアップに出資するのは初めてのことだったという。 調達はシリーズCのエクステンションラウンド、グーグル等を新規引受先とした第三者割当増資として行われた。この時の出資により、ABEJAの累計調達額は60億円を超えた。グーグルからの出資は数億円規模とみられる。 ABEJAはAIのディープラーニングを活用したクラウドサービス「ABEJA Platform」を提供、これまで200社以上の企業のAI実装の支援実績を誇る。 日本のAIベンチャーへの出資について、リリースでは「AB