オーリスは、2006年にデビューした欧州戦略用ハッチバック車。2012年にはフルモデルチェンジして2代目に進化している。今回発売されたのは、2代目のいわば後期型だ。 今回最大のニュースは、トヨタブランド車では初となるダウンサイジングターボエンジンの採用。レクサスを含めれば、NX200tの2.0Lターボ(8AR-FTS)に続く2例目になる。 新しいオーリスに採用されたのは、新開発の1.2L(1197cc)・直列4気筒・直噴ターボ。エンジン形式名は「8NR-FTS」。116ps/5200-5600rpm、185Nm(18.9kgm)/1500-4000rpmというスペックは、VWの1.2 TSIエンジン(105ps、175Nm)を上回るもの。圧縮比は10.0で、指定燃料はもちろん?プレミアムになる。 搭載グレードは、価格的には最上級グレードの「120T」のみで、トランスミッションはCVT(無段