パブリックブロックチェーンにおける情報は、誰もが閲覧できることから、その秘匿性を担保することは非常に重要とされています。特にビットコインのようなお金に関わる情報の中身が簡単に分かってしまうことは避けなければなりません。それらの情報の暗号化のために公開鍵暗号方式を利用していることは、何度か述べています。そこで今回は、秘密鍵と公開鍵を結びつける重要な技術である「楕円曲線」を用いた暗号技術に関して紹介します。 秘密鍵・公開鍵まず前提として秘密鍵と公開鍵について知っておく必要があります。秘密鍵は本人にしか分からない鍵で、公開鍵は秘密鍵と対になる一般公開される鍵です。ブロックチェーン技術においては、公開鍵暗号方式における秘密鍵と公開鍵を、「電子署名」と呼ばれるデータ送信者を確認するための方法として使用します。 ブロックチェーンのセキュリティに必要不可欠な鍵「秘密鍵・公開鍵」 ブロックチェーンの送金を
本連載では、近年注目されている認証プロトコル「OpenID Connect」をサポートするオープンソースのシングルサインオン(SSO)ソフトウェア「Keycloak」の活用方法を解説していきます。第1回目は、APIにおける認証/認可の仕組みとKeycloakの概要を紹介します。 連載目次 APIにおける認証/認可の仕組み 近年、金融や流通分野で注目されている「APIエコノミー」や「マイクロサービスアーキテクチャ」などの登場により、サービスの機能を「REST API」として提供することが当たり前になってきています。そして、REST APIを公開するためには、誰がアクセスしてきたのかを確認するための「認証(Authentication)」と、APIへのアクセスを誰に許可するのかという「認可(Authorization)」の仕組みが不可欠です。 しかし、複数のサービスがそれぞれ個別に認証/許可を
「和歌山カレー事件」は本当に解決したのか? あれから20年、果たして現場で何が起き、そして何が裁かれたのか。林家を長年取材してきた気鋭の研究者が、資料・報道等を一から読み直し、いびつな死刑囚の「実像」と事件の「真相」に迫る。 「和歌山カレー事件」から20年 和歌山市園部の自治会が開いた夏祭りで、カレーにヒ素が混入され、67人が急性ヒ素中毒に陥り、うち4人が亡くなるという凄惨な事件が発生してから、7月25日で20年になる。 容疑者として逮捕、起訴された林真須美(正しい表記は眞須美。当時37歳)は、2009年に最高裁で死刑が確定した。 しかし、彼女は逮捕当時から一貫して容疑を否認しており、有罪の決め手となったヒ素鑑定にも綻びが生じてきている。 林真須美といえば、逮捕前、自宅を取り囲む報道関係者たちにホースで放水している姿がよく知られている。笑いながら“こちら側”に放水してくるふてぶてしい態度に
Wi-Fiでバッグ接続を行う場合、端末のIPアドレスが一定になるように、Wi-Fiアクセスポイントのロングタップメニューから開ける詳細設定の「IP設定」で「静的」を選択しておこう。端末のIPアドレスもこの画面で確認できる。 端末をパソコンにUSBデバッグ接続したら、「adb tcpip 5555」のようなコマンドを実行する。これにより、端末側の接続待受プログラム「adbd」がWi-Fiモードで再起動するぞ。複数の端末を接続している場合は、「-s」に続いて「adb devices」で調べた端末IDを指定しよう。 次に、「adb connect (端末のIPアドレス):5555」のようなコマンドを入力しよう。このコマンドは端末に対して行う物ではないので、複数の端末を接続していても「-s」オプションによる端末ID指定は不要だ。 これで、Wi-Fi経由でのデバッグ接続が確立した。「adb devi
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く