日本赤十字社(日赤)は10日、ホームページが改ざんされ、閲覧者のパソコンがコンピューターウイルスに感染した恐れがあると発表した。今月4日に東大病院が同様の改ざんがあったと公表したばかり。今回の改ざんを受け、日赤はセキュリティー対策の向上を図る方針を明らかにした。 お詫びの文書を掲載した日赤ホームページ 日赤によると、5月30日夜にホームページが第三者によって改ざんされ、同日午後8時から同9時54分までの間に、ホームページを閲覧した人のパソコンがコンピューターウイルスに感染した可能性があるという。 この時間帯に接続した対象者には、使用したパソコンのウイルス駆除ソフトを最新の状態に更新してスキャンを行うか、セキュリティー対策ソフトを開発する企業などが提供するオンラインスキャンを行うことを勧めている。 日赤は、閲覧者がコンピューターウイスルに感染した恐れのあることから、利用者に対するお詫びの