天気予報で確認していたように、やや風の強いコンディションだった。 エサのカニを集めて、竿の準備をしている時に、 ポキッ・・・・。 もう20年近く前に入手した竿だけに経年劣化していたのか穂先が折れてしまった。 今日の釣果を占うような嫌な感じ。 トップがなくとも釣にはなるだろうと考え、そのまま仕掛けをセットし釣りはじめる。 海水は透けて、潮位は低く、潮の流れも穏やか、厳しい日差し、 風だけがやや強く微妙なあたりが取りにくい状況だった。 遠くの山や、島がくっきりと見え、白い雲が水平線ののっかっているような気持ちのいい眺め。 沈みテトラの奥を流している時にファースト・ヒット。 あわせてみると、穂先をググッ、ググッと引き込みクロとわかるも、直後にはフワッと竿が軽くなる。 穂先がないのであわせが遅れたのか?と思い、嫌な予感が強まる。 エサ取も食ってこない状況で、好釣果の実績のあるポイントもあたりなしの