情報処理推進機構は、情報系の学部学科・専攻に対して、卒業生の数や就職先、課題の把握などを目的とした調査の結果を発表した。 情報処理推進機構(IPA)は2月18日、情報系の学部学科・専攻に対して、卒業生の数や就職先、課題の把握などを目的とした調査の結果を発表した。 情報系の人気について、「下がっている」という回答が約40%ずつを占め、「上がっている」の5.3%を大きく上回った。学校別に見ると、国公立では「変わらない」が約50%と半数を占めたが、私立では「下がっている」が50%を超えた。トップクラスの有名大学や大学院では「下がっている」と回答した割合が最も低かった。 10年前と比べた入学生の質や水準について、全体の約7割が「下がっている」と回答した。「上がっている」と答えたのはわずか1.8%。国公立・私立ともに水準が「下がっている」という回答が多くを占めた。 具体的に変化した水準として、「理数