学術出版大手シュプリンガー・ネイチャーは、2021年に主要科学誌に掲載された論文数などに基づく世界の大学や研究所の「研究力」ランキングを発表した。トップ10に中国の4機関がランク入りした一方、日本勢は東京大の14位(前年8位)が最高で、2年ぶりにトップ10圏外となった。 ランキングは自然科学系の82誌に発表された論文について、同社が各大学や研究所の貢献度を調べて集計した。100位以内に入った日本勢は東大のほか京都大37位(同37位)、大阪大64位(同65位)、理化学研究所87位(同74位)の4機関だった。