ロシアの電撃戦、「失敗」 楽観、戦争犯罪も―防衛白書 2022年07月23日07時15分 ロシアによる「ウクライナ侵略」を記述した2022年版防衛白書=22日 2022年版防衛白書はロシアによる「ウクライナ侵略」について、ロシア軍の過信などを指摘し、首都キーウ(キエフ)の早期掌握をもくろんだ電撃戦は「失敗した」との見解を示した。ロシア軍の戦争犯罪にも触れた。 韓国、竹島記述の撤回要求 日本の防衛白書に抗議 白書は、2014年のウクライナ南部クリミア半島「併合」の成功体験を踏まえ、ロシア軍がウクライナの抵抗意思や軍の能力について「楽観的な見積もりを有していた」などと記述。プーチン政権下で近代化を進めたロシア軍の能力向上に自信を深めていたことも侵略を決断した要因と考えられるとした。 しかし、偵察衛星の能力不足やミサイル補給体制への懸念などから、ウクライナ軍の防空網を十分破壊できずに侵攻。一元的