なぜ指原莉乃は癒されるのか - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない「モーニング娘。」たちの退屈なベタさ 最近の「モーニング娘。」がまったくもってつまらないのは、彼女たちが「ベタ」だからだ。そこそこ豊かな家庭に育ち、若くでモーニング娘。というエリートに入り、歌とダンスの練習に明け暮れる。ただまっすぐに育つだけで、挫折を知らず、社会への疑いも反抗心もない純粋だが「ベタ」な少女たち。そこに深みがなく、人間的な魅力がない。一般人ならなんの問題がないがタレントとしては退屈である。また少女とは本質的に残酷である。生物学的にも潔癖な時期であり、彼女たちは普通の少女のように、オタクなファンたちを気持ち悪く思い、愛せないだろう。 それに比べてAKBは、モーニング娘。に憧れつつ、「地下アイドル」として売れる見込みなく過ごした苦節がある。そこに苦しみ、悲しみ、不安を経験し、反省とともに「メタ視線」が生まれている。 オタクたちによる「AKB人気市場」 AKBの不思議の一つは、「
