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ブックマーク / univ-journal.jp (3)

  • 配膳ロボットの失敗、謝罪は1台より複数が効果的 同志社大学など調査

    ロボットが何か失敗をしたときに複数がいっしょに謝罪したほうが、相手により受け入れられやすいことが、国際電気通信基礎技術研究所の木充彦研究員、同志社大学文化情報学部の飯尾尊優准教授らの研究で分かった。 その結果、2台で謝るほうが謝罪を受け入れてもらいやすくなるうえ、別のロボットが片づけをする仕草を見せると謝罪の効果が大きくなることが分かった。研究グループは人が失敗したときと同様に、複数で謝罪することで失敗を受け入れてもらいやすくなるほか、ロボットが有能と判断されるのではないかとみている。 コロナ禍をきっかけに全国の飲店などで給仕するロボットが増えている。ロボットが何か失敗をしたときに、別のロボットがいっしょに謝ったり、片づけを手伝ったりする機能を設計段階で盛り込んでおくことが、今後必要になると考えている。 論文情報:【PLOS ONE】Two is better than one: Ap

    配膳ロボットの失敗、謝罪は1台より複数が効果的 同志社大学など調査
  • バラバラに見えるメロンの網目模様に、共通の統計的法則が存在 山梨大学が発見

    バラバラに見えるメロンの網目模様に、共通の統計的法則が存在 山梨大学が発見 大学ジャーナルオンライン編集部 マスクメロンの網目模様が、ある共通した幾何学的法則に従うことを、山梨大学の島弘幸教授らの研究グループが初めて発見した。 メロンの網目は、成長途中で果肉が膨張することによって表皮にひび割れが生じ、ひびの隙間を埋めるように内部から分泌された物質(スベリン)が固まることで形成される。このようなひび割れ模様は、干上がった田んぼの泥や、老朽化したコンクリートなど、内部からの圧力による類似した破断プロセスで多くの自然現象にも観察できる。果たしてそこに、何か共通した法則は潜んでいるのだろうか。 結果として、グループは、市販の複数のマスクメロンの網目模様のきめ細やかさを統計的に解析することで、網目で囲まれた果皮断片の面積が、共通の確率分布に従うことを初めて見出した。破片面積分布(ある面積の破片が、

    バラバラに見えるメロンの網目模様に、共通の統計的法則が存在 山梨大学が発見
  • 体の太いカブトムシ幼虫が固い地面に穴を掘る技術、大阪大学が解明

    大阪大学大学院の足立晴彦大学院生(博士課程)らの研究グループは、ずんぐりと太いカブトムシの幼虫が、固い地面にどうやって穴を掘るのかを世界で初めて明らかにした。 研究グループは、地面の中の動きをリアルタイムで観察でき、土の固さも自由に変えられる装置を自作し、カブト幼虫の穴掘り技術を観察した。その結果、幼虫は地面が柔らかいときは、ミミズのように蠕動運動しながら直線的に掘り進むが、固い地面に当たると、でんぐり返しのような連続的な回転運動により土を削りながら掘り進むことを見出した。 今回の結果は、これまで、あまり研究が進んでいなかった土の中での昆虫の動きが、意外に知性的であり、バラエティに富んでいることを示し、動物行動学の分野に新たな光を投じるものという。研究者は「多くのカブトムシファンの子供たちが、より、生き物に興味を持ち、しかも、自分でも面白い発見ができるかもしれない」と語っている。 論文情報

    体の太いカブトムシ幼虫が固い地面に穴を掘る技術、大阪大学が解明
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