今回は、「運動神経は10歳で決まる!」という本を、たまたま行きつけの図書館で見かけ、それを読んだ感想です。 著者の「立花龍司」さんは、天理大学体育学部でスポーツ医学を専攻し、様々なプロ野球球団(ニューヨーク・メッツとも契約)で、コンディショニング・ディレクターをつとめた方です。また、共同著者である「大木毅」さんは、川崎医科大学卒業後、様々な大学病院に勤務。整形外科、特にスポーツ医の分野では、草分け的存在の一人のようです。 運動能力に関する両親からの遺伝子的因子は10%だけ! この本の中で、自分が最も驚いた記述は・・・、 “実は、ヒトの運動能力に関する両親からの遺伝子的因子は、たったの10%しかありません。残りの90%は後天的なもので、成長の課程における環境と、運動への取り組み方で、カエルの子はカエルにもカブトムシにもなるのです。” 「えっ、たった10%」、本当にビックリしました。 今まで、