ここ最近,「電子ペーパー」の話題が新聞や雑誌,テレビ番組でとりあげられることが多くなった。実際に目にしたことはなくても,おぼろげながら「ディスプレイと紙が融合した究極の形」ではないだろうか…と想像できるだろう。電子ペーパーが今なぜ必要とされているのか。その開発の現状はどうなのか。いつごろどのような形で世の中に登場するのか? PAGE2002基調講演分科会「電子ペーパー」のセッションでは,その真相に迫った。 新しい情報表示メディア まず,千葉大学教授・北村孝司氏から,電子ペーパー概論として,そのコンセプト,期待される役割,北村研究室で研究しているトナーディスプレイを含む各種技術候補の紹介があった。 電子ペーパーの技術が急速な進歩をしている背景としては,コンピュータで作成した電子文書などの情報が電子配布され,受け手がディスプレイで見たりプリンタでハードコピーを作って確認するというワークフローが
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