西アフリカを中心に感染が拡大しているエボラ出血熱について、WHO=世界保健機関は感染者が1万人を超えたと発表しました。 西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネを中心に患者が増え続けているエボラ出血熱について、WHOは日本時間の25日夜、最新の状況を発表しました。 それによりますと、今月23日の時点で、感染やその疑いのある人は合わせて1万141人に上り、このうち4922人が死亡したということです。 このうち、今月23日にギニアの隣国マリで初めての感染のケースとなった2歳の女の子については、翌日に死亡したことを確認しました。 WHOは地元政府とともに感染の広がりを防ぐため、接触者を追跡したり、健康状態を確認するなどの対応に当たっています。