東三河九条の会主催の講演会で、沖縄・辺野古基地建設の賛否を問う県民投票をハンガーストライキまでして成功に導いた立役者、元山仁士郎さんのお話を聞いた。 案内の葉書には「若者の政治離れ又は保守志向が問題になっており」とか、「現役学生が語る現在の学生像」とかの言葉があったので、若者たちの考え方を知り、効果的なアプローチの仕方のヒントなどが得られればと期待して出かけた。 ところが主催者側が元山さんに求めたのは、「県民投票のこれまでと、それによって示された沖縄の”意思”にどう応えるか」というテーマだったようで、講演本体のなかではほとんど現代の若者に関しての情報は得られなかった。 けれども、県民投票の住民発議に必要な署名は、一般的な住所氏名のほかに、生年月日と印鑑もしくは指印までが必要で、年齢が分かるからと拒否されたり、指紋が残ることを嫌がられるなどして、なかなか困難だったことを知った。そうしたなかで