タグ

ブックマーク / nazology.net (12)

  • 人間の脳は1930年代と比べてかなり大型化して認知症に強くなっていたと判明! - ナゾロジー

    大きいことはいいことのようです。 米国のカリフォルニア大学デービス校で行われた研究により、1930年から1970年にかけて、若者から老人まで一貫して脳が大型化しており、平均的な脳容量が6.6%、皮質の表面積が15%も増えていることが示されました。 脳の大型化は身長・年齢・性別など他の要因を差し引いても残っており、単純に体が大きくなっただけが原因ではないようです。 さらに脳の大型化と同時に、ニューロンの接続の最適化が起きている可能性が示されました。 研究者たちは、脳の大型化によって脳の予備能力が増加し、認知症に対する耐性が得られ、20世紀を通じたIQの底上げに寄与している可能性があると述べています。 いったいなぜ人類の脳は大型化したのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年3月25日に『JAMA Neurology』にて掲載されました。 Human brains are getting la

    人間の脳は1930年代と比べてかなり大型化して認知症に強くなっていたと判明! - ナゾロジー
    ono_matope
    ono_matope 2024/03/31
    栄養が良くなったためなのか、脳の容量の小さな人が淘汰されていった結果なのか、どちらなのだろう……
  • NASAが開発した変な形のカップが宇宙でコーヒーを飲むという問題を解決! - ナゾロジー

    「寝ぼけた目をスッキリさせてくれる朝のコーヒーや、心を落ち着かせてくれる昼後のコーヒーは欠かせない」という人は少なくないでしょう。 ちょっとしたコーヒーブレイクがあるだけで、心には余裕が生まれるものです。 そして、過酷な環境で生活する宇宙飛行士たちにも、そんな心休まる時間が必要です。 しかし、無重力下では「いつものように」コーヒーを飲むことはできません。 そこでNASAは、無重力下でもコーヒーを飲むための特殊なカップを開発しました。 NASA engineered a cup to drink coffee in zero gravity https://www.zmescience.com/future/nasa-cup-zero-gravity/ NASA: Capillary Cup https://www.rit.edu/vignellicenter/product-timeca

    NASAが開発した変な形のカップが宇宙でコーヒーを飲むという問題を解決! - ナゾロジー
    ono_matope
    ono_matope 2024/02/20
    閃光のハサウェイの無重力ワイングラスだ
  • 東京大学が「因果を打ち破って充電」する量子電池を発表 - ナゾロジー

    因果を破って充電します。 東京大学で行われた研究により、因果律の壁を打ち破る新たな手法によって、従来の量子電池の性能限界を超えることに成功しました。 これまで私たちは古典的な物理学も量子力学でも「AがBを起こす」と「BがAを起こす」いう因果律が存在する場合、一度に実行できるのは片方だけであると考えていました。 しかし新たな充電法では、2つの因果関係を量子的に重ね合わせる方法が用いられており、「AがBを起こす」と「BがAを起こす」という2つの因果の経路から同時に充電することに成功しました。 研究者たちはこの方法を使えば、既存の量子電池の充電能力を高めることができると述べています。 しかし因果律を破るとは、具体的にどんな方法なのでしょうか? 今回はまず因果律を打ち破る不確定因果順序(ICO)と量子電池の基的な仕組みを解説し、その後、2つの量子世界の現象を組み合わせた今回の研究結果について紹介

    東京大学が「因果を打ち破って充電」する量子電池を発表 - ナゾロジー
    ono_matope
    ono_matope 2023/12/28
    私の口座残高も量子力学で増えませんか?(量子経済学)
  • 高齢ADHDドライバーと交通事故に強い関連「衝突事故は74%増」 - ナゾロジー

    昨今、「大人の発達障害」について、かなり知られるようになってきました。 発達障害は、脳のはたらきに偏りが生じ、日常生活で困難を引き起こす状態を指します。大人の発達障害で多くみられるのはADHDで、成人の30人~40人に1人がこの疾患を持っていると言われています。 ADHDは、「注意欠陥・多動性障害」という名のとおり、不注意、多動、衝動性などの症状を伴う疾患です。これらの特性は、車の運転の際に不利な影響を及ぼす可能性があると考えられています。 米国コロンビア大学の研究者らは、ADHDを持つ者と自動車運転の問題について、新たな調査を行いました。研究対象を高齢者に拡大し、「ADHDを持つ高齢者」に焦点を当て、交通事故との関連を調査したのです。 結果、ADHDを持つ高齢者は、そうでない高齢者に比べて、交通事故のリスクが高いことが明らかとなりました。 研究の詳細は、2023年10月4日付の『JAMA

    高齢ADHDドライバーと交通事故に強い関連「衝突事故は74%増」 - ナゾロジー
  • 「この教室にはお化けが出ます」というとカンニングが減る - ナゾロジー

    「この実験は先週亡くなった学生が考案したものでして。たまにこの実験室にお化けが出るなんて話も聞くんですよ」 実験室で、既に亡くなった学生が考案した、実験に参加している場面を想像して下さい。その実験は、他の参加者よりも多くの問題に正解すると、高額な報酬が貰えます。 そんな実験の最中に、回答していないにも関わらず、プログラムのミスで「正解」の文字が画面上に出てしまいました。 この時あなたは実験者にエラーが起きたことを正直に伝えますか? それとも高額な報酬を得るために黙って実験を進めますか? これは実際にニュージーランドのオタゴ大学のジェシー・ビアリング氏(Jesse Bering)らが行った実験です。 結果、実験室にお化けが出るという話を事前された参加者は、実験の中でズルをする確率が低くなったのです。 この結果は、お化けの存在が倫理観に反する、自己中心的な行動を抑制する効果を持っている可能性を

    「この教室にはお化けが出ます」というとカンニングが減る - ナゾロジー
    ono_matope
    ono_matope 2023/10/21
    心の中のパノプティコン。敵対的監視者の存在を意識すると規律は高まるが、生産性は下がるわけだ。ということはリモートワークで一部JTCが導入しがちなPC端末監視も労働者の生産性を落としているのではないかしら?
  • 浮くうんちと沈むうんちがある理由を科学的に解明! - ナゾロジー

    浮くうんちと沈むうんちがある理由を科学的に解明! / Crerdit:Canva . ナゾロジー編集部かつて、うんちの浮沈は脂肪分の量によって決まると考えられていました。 確かに脂肪は水よりも比重が軽いため、うんちに含まれる脂肪が多ければ、水に浮かせることが可能になります。 しかし脂肪を多く含む「脂肪便」の多くは、脂肪をとりすぎたり、膵臓がんなどが原因で膵臓から分泌される脂肪分解酵素が出にくくなるために発生します。 一方、全く健康であっても10~15%の人は常に浮くうんちを生成することが知られており、健康問題とうんち浮沈の実態は矛盾していました。 ですが今から50年ほど前の1972年、ミネソタ大学病院の2人の医師の何気ない会話がキッカケで事態は大きく動き始めます。 1970年代の初頭、ミネソタ大学病院の消化器系内科医であるドゥエイン氏は同僚であるレヴィット氏に「自分のうんちが常に浮いている

    浮くうんちと沈むうんちがある理由を科学的に解明! - ナゾロジー
  • 「性風俗レビュー」を利用して全国規模の性接触ネットワークの構築に成功! - ナゾロジー

    性風俗レビューサイトの書き込みが、科学に昇華しました。 静岡大学で行われた研究によれば、性風俗のレビューサイトに書き込まれている情報をもとに、全国規模の性接触ネットワークを構築し、その特徴を解析することに成功した、とのこと。 研究では男性レビュワーたちの遠征状況を可視化したマップも作成され、いくつかの都道府県同士が強いつながりをもっている様子が示されただけでなく、人口規模の小さな県(和歌山県や石川県など)であってもネットワークの重要なハブとして機能していることが判明しました。 新型コロナウイルスの蔓延において「夜の街」の重要性がたびたびクローズアップされてきましたが、今回の研究によって感染経路などの理解が進むと期待されます。 研究内容の詳細は2022年11月3日に『PLOS ONE』にて公開されました。

    「性風俗レビュー」を利用して全国規模の性接触ネットワークの構築に成功! - ナゾロジー
    ono_matope
    ono_matope 2022/11/09
    性風俗レビューを使うことで性接触ネットワークを構築できるという着眼点、すごい。
  • 【過剰な群衆は流体になる】”立ったまま人が圧死”した韓国ハロウィン事故の物理学的説明 - ナゾロジー

    10月29日に発生した韓国・梨泰院のハロウィン圧死事故では、150人以上の死者が出ています。 事件が起きたのは夜間営業の店舗が多数存在する、緩やかな狭い坂道であり、被害者たちの死因の多くは「圧死」であると考えられています。 しかし事件関係者たちの証言から、被害者たちの中には「立ったまま死亡した」人々もいた可能性が浮かび上がってきました。 専門家たちは、このような「立ったまま」の死亡は大規模な倒れ込みに先行する形で発生していた可能性が高いと述べています。 壊滅的な悲劇が起こる直前、群衆たちにはいったいどんな物理法則が働いていたのでしょうか? 答えは意外にも「群衆の流体化」にあったようです。

    【過剰な群衆は流体になる】”立ったまま人が圧死”した韓国ハロウィン事故の物理学的説明 - ナゾロジー
    ono_matope
    ono_matope 2022/11/03
    群衆の密度が極度に高まると液体のような状態になり、1人が倒れて抜けができると圧力の空白地点に向けて周辺の人が雪崩れ込んでくるという現象なのか。『群集雪崩、立ち続けた者だけが生き残ることができます』
  • MRIで「頭に浮かべた文章」を読み取れるAIが登場!逆に思考盗聴を防ぐ方法も検証される! - ナゾロジー

    AIがヒトの心を読み始めました。 米国のテキサス大学オースティン校(The University of Texas at Austin)で行われた研究によれば、脳活動を測定するMRI装置からのデータをもとに、人間の思考を「かなり」正確に読み取れるAIを開発した、とのこと。 これまで脳内の思考を読み取る方法としては、脳に直接差し込んだ電極からのデータを利用する方法が主流でしたが、新たに開発されたAIは頭蓋骨に穴を開けることなく、MRI内部の人間の思考を読み取ることが可能です。 専門家たちはAIが脳内プライバシーを侵害する潜在的な可能性を指摘しましたが、研究ではAIによる脳内盗聴を防ぐ極めて効果的な方法も同時に発見されました。 いったいどんな方法が、脳内プライバシーの防壁として働いたのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年9月29日にプレプリントサーバーである『bipRxiv』にて公開されて

    MRIで「頭に浮かべた文章」を読み取れるAIが登場!逆に思考盗聴を防ぐ方法も検証される! - ナゾロジー
    ono_matope
    ono_matope 2022/10/28
    三体の面壁作戦が破られてしまう
  • 世界初、磁場による脳刺激でサルを人工的に「うつ病」にすることに成功(東北大) - ナゾロジー

    世界で初めて、サルを人工的にうつ病にする研究チームは今回、ニホンザルの脳内における「内側前頭皮質(MFC:medial frontal cortex)」の腹側部を対象とした、局所的な脳機能の阻害実験を行いました。 MFCは、高度な認知や情動機能をつかさどる大脳皮質の中で、前方部の内側面に位置します。 情動や社会性、意欲の制御に深くかかわっており、とくにMFCの腹側部は、うつ病患者において機能異常が生じる場所として指摘される部分です。 この領域の機能を阻害する方法として、チームは、非侵襲的な脳活動の操作法である「経頭蓋磁気刺激(TMS:transcranial magnetic stimulation)」を用いました。 TMSは、頭皮に配置したコイルに電流を流して、急速な磁場の変化を起こすことで、頭蓋の外側から脳内に微弱な電流を与える脳刺激法です。 研究では、ニホンザルのMFC腹側部を標的

    世界初、磁場による脳刺激でサルを人工的に「うつ病」にすることに成功(東北大) - ナゾロジー
    ono_matope
    ono_matope 2022/08/21
    『TMS後は、実験者に背を向け、近寄ろうともせず、ケージの奥に引きこもる時間が増えた』『難しいタスクは、すぐに止めるか、挑戦しなくなった』 つらい…
  • 「しゃっくり」を92%の確率で治すストローが開発される - ナゾロジー

    しゃっくりで困っている人は、とりあえず「息を止める」「コップの奥側から水を飲む」などの方法を試すかもしれません。 しかし、これら民間療法の効果を実感したことのある人は多くないでしょう。 そこで、アメリカ・テキサス大学サンアントニオ校健康科学センター(University of Texas Health Science Center at San Antonio)脳神経外科に所属するアリ・セイフィ氏ら研究チームは、しゃっくりを治すストロー型デバイス「HiccAway」を開発しました。 彼らの報告によると、この特殊なストローは92%の成功率でしゃっくりを治療できたとのこと。 研究の詳細は、6月18日付の学術誌『JAMA Network Open』に掲載されました。

    「しゃっくり」を92%の確率で治すストローが開発される - ナゾロジー
    ono_matope
    ono_matope 2022/08/03
    とりあえず買った。同じ原理でストローを摘んで水を飲んだら止まった。
  • 「電子だけを食べて生きる電気生命体」の生育に成功 - ナゾロジー

    電子をべ、電子を排出する電気生命体とも言うべき細菌(電気バクテリア)を、鉄電極を使って人工的に育成することに成功しました。 私たちは細菌がさまざまなエネルギー源で生き残ることを知っていますが「電気バクテリア」は極めて特殊な存在であり、純粋な電子を、直接エネルギーとして吸収できます。 今回の研究では、この電気バクテリアを、一切の栄養源を与えないまま、鉄電極から放出される電子だけで育てました。 電気バクテリアはいったいどんな仕組みで生きていけたのでしょうか? 研究内容はアメリカ、ミネソタ大学のザラス・M・サマーズ氏らによってまとめられ、7月14日に学術雑誌「mBio」に掲載されました。

    「電子だけを食べて生きる電気生命体」の生育に成功 - ナゾロジー
  • 1