殿堂投票棄権者の投票権剥奪を(第717回) 日本の野球殿堂入りが11日、発表された。昨年に続いて広島東洋カープOBが競技者表彰で独占。プレーヤー表彰が先発に抑えに奮闘した大野豊氏、エキスパート表彰が完全試合含めノーヒッター3度の外木場義郎氏。特別表彰には小倉高―早大―八幡製鉄と技巧は投手としてアマチュアの3つの舞台ですべてNO1となった福島一雄氏が選出された。 プレーヤー表彰の投票権を持つ私は大野氏以外に、秋山幸二、佐々木主浩、原辰徳、古田敦也、伊東勤各氏に投票した。首脳陣として現場で指揮している方を投票しない傾向があるだけに仕方ない結果と納得している。同表彰は昨年17人が投票していないか無効にしていたのが、今回はわずか5人に減った。白票でも何でも票を投じた数がこれだけ増えたことは喜ばしいことだ。それでも、どういう理由にせよ棄権(忘れた?)した人物からの投票権を無条件剥奪するべきである。野