国土交通省は、4年後の東京オリンピック・パラリンピックに向け羽田空港にホテルを整備する計画について、客室数が1700余りで、国内の空港の敷地内にあるホテルとしては最も多くなることなどを発表しました。 事業者を公募して入札が行われた結果、先月、住友不動産などで作る企業グループが落札し、整備計画の概要が発表されました。 それによりますと、ホテルはいずれも12階建てで3棟建設され、客室数は合わせて1700余りと国内の空港の敷地内にあるホテルとしては最も多くなるということです。 また、英語や中国語、韓国語に対応する観光案内所が設けられ、首都圏や全国各地の観光ツアーの予約なども受け付けるということで、国土交通省は羽田空港の国際競争力の向上につなげたいとしています。完成は東京オリンピック・パラリンピックが始まる前の2020年6月までと予定されています。