ロシア第2の都市、サンクトペテルブルクの地下鉄で3日午後、爆発があり、現地のメディアは10人が死亡し、およそ20人がけがをしたと伝えています。 ロシアのメディアは、現場からの映像や写真を使って地下鉄の車両のドアが大きく壊れ、けがをして倒れている人たちの様子や、駅の構内に白い煙が充満し、乗客が避難する様子などを伝えています。現場には救急車両が駆けつけ、救助活動を進めています。 プーチン大統領は、爆発があった当時、サンクトペテルブルクに滞在していました。プーチン大統領は今回の爆発について、テロも含めてあらゆる可能性について調べるよう治安機関に指示しました。 サンクトペテルブルクはロシア第2の都市で、プーチン大統領の出身地でもあります。プーチン大統領は、憲法裁判所を首都モスクワからサンクトペテルブルクに移転し、第2の首都としての機能を強化しようとしてきました。 また、帝政時代の首都でもあり、皇帝