ブックマーク / science.srad.jp (29)

  • 白昼夢は問題解決のための重要な時間? | スラド サイエンス

    ブリティッシュコロンビア大学の研究により、白昼夢にふけっているときの脳は従来考えられてきたよりもずっと活動的であるということが分かったそうだ(家/.記事、論文要旨)。 この研究では人がボーっとしている時、脳の複数の部分の活動が上昇することが明らかになったという。ボーっとしたり空想にふけっている時、複雑な問題解決に関連した部分は休止していると考えられてきたが、実際にはこの部分が非常に活性化することも分かったそうだ。 ボーっとすることは注意力散漫や怠惰さの表れとされることが多いが、実際にはルーチンタスクに携わる場合などと比較しても、脳は非常に活発に活動していることが示されたとのこと。白昼夢は起きている時間の1/3までもを占めることもあるそうだが、これは現在直面している課題から無意識に注意をそらし、他の重要な問題を解決するために必要な認識状態ではないかと研究者らは考えているそうだ。

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    oooooooo 2009/05/22
    アルキメデスも風呂で浮かんだり / 『アイディアのつくり方』もそういう話 / 三上 ( 枕上 / 鞍上 / 厠上 )
  • イタリア地震を予知したのかもしれない情報が削除される | スラド サイエンス

    先日 4 月 5 日にイタリア中部で M 6.3 の地震が発生したが、この地震を予測したグラン・サッソ国立研究所の Gioacchino Giuliani 氏が、自身のウェブサイトに掲載した地震予告情報を「ニセの警告」であるとされ削除されていたという (CNN.co.jp の記事, FOXNews.com の記事) 。 Giuliani 氏はラドン濃度から地震予測を行う研究を行っておられるようで、この 3 月にラドン濃度の変化から地震が起きると予測し、Web に警告を載せ、車にスピーカーを積んで警告して回ったという。一応ちゃんと仕事としてラドン濃度の計測機器、特に地震観測向けの計測機器の開発・試作をしておられるらしいように見える (門外漢なのでそれ以上言えないが。参考→ グラン・サッソ国立研究所のセミナー一覧, セミナー "Dal 222Rn un segnale precursore d

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    oooooooo 2009/04/09
    ジュリアーニとジュセリーノ を空目
  • ISS内では自国のトイレしか使っちゃダメ? | スラド サイエンス

    米国やロシアなど各国が、ISSで料品を他国とシェア/交換することをを禁じ、また他国の設備使用に関しても厳しい規則を設けようとしているそうだ(家記事より)。 先週の木曜日ISSに向けて旅立ったロシアの宇宙飛行士Padalka氏がISS内の米国のフィットネス設備の利用許可を求めたところ、米国からの返事は二転三転し、最終的には許可が下りなかったとのこと。同氏によると、以前はべ物をシェアすることでチームとしての結束力が高まったりしたが、新規則では米露両国の宇宙飛行士は自国の持ち込んだ糧しかべてはいけないことになっているという。更に、規則は自国のトイレ設備を使うよう推奨しているとのこと。Padalka氏によると事の発端は2003年にロシアが自国設備の使用料を他国に請求したことにあるとのことで、その後他国もこれに追随したそうだ。 Padalka氏曰く「このような出来事は我々の仕事に良い影響は

  • 人工衛星同士の衝突事故発生 | スラド サイエンス

    時間 2 月 12 日 1 時 55 分、イリジウム社の通信衛星「Iridium 33」 (560 kg, 1997 年打ち上げ) と、ロシアの通信衛星「Cosmos 2251」 (900 kg, 1993 年打ち上げ) がシベリア上空 790 km の軌道上で衝突した (家 /. 記事, SPACE.com の記事, sorae.jp の記事, asahi.com の記事) 。Cosmos 2251 は稼働状況になかったという。 スペースデブリと人工衛星の衝突や、衛星破壊兵器のような意図的な衝突 (/.J 記事) を除けば、人工衛星同士の衝突はこれが初めてとのこと。今のところ、国際宇宙ステーション (ISS) への影響は無いが、衝突によって、軌道上で多数のスペースデブリが生じ、他の衛星に影響を与える可能性がある。「衝突から 12 時間が経過したが、軌道上のデブリ数は 600 個以上

  • コーヒーの出しがらからバイオディーゼル | スラド サイエンス

    コーヒーの出しがらからバイオディーゼルを生成する研究がJournal of Agricultural and Food Chemistryに掲載されている(論文要旨、家記事)。コーヒーの出しがらからは品種にもよるが10~15%の油が抽出でき、その100%をバイオディーゼルに変換できるそうだ。そして、世界中のコーヒーの出しがらを使えば、年間3.4億ガロンのバイオディーゼルを作ることができると概算されている。コーヒーに含まれる抗酸化物質の多さからこのバイオディーゼルは安定しているほか、油を抽出した後の出しがらはエタノール生成や燃料ペレット、また肥料などの原料としても活用可能。さらに、コーヒーの香り付きとのこと。

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    oooooooo 2008/12/18
    1kgの大豆から生成されるおからが1.4kg / 2008/12/18 朝の NHK ニュースで、新聞を水に浸して干すだけで巻きになる、なんてあったな
  • ブラックジャックでは、トランプを4回シャッフルすればok? | スラド サイエンス

    ストーリー by nabeshin 2008年11月19日 11時34分 普段の遊びならリフル2回、ヒンズー1回が多い 部門より 1デッキのトランプを完全にランダムに近い状態にするには、7回シャッフルする必要があるという理論がある(この場合のシャッフルは、まずデッキを2つに分け、その後互いの束から数枚ずつが入れ違いになるようにする方法)。この理論はスタンフォード大学の数学者でありマジシャンでもあるパーシ・ディアコニスとコロンビア大学のデビッド・ベイヤーによって1992年に証明されたが、プロのディーラーは7回もシャッフルしないことが多かったため当時は波紋を広げたそうだ。 そのディアコニスとベイヤーは、ブラックジャックなどの一部のゲームに限れば4回シャッフルすれば充分ランダムになるという説をこの論に新たに加える予定とのこと(Science Newsの記事)。簡単に言えば、ブラックジャックではス

  • カササギは鏡に映る姿を自分と認識できる | スラド サイエンス

    カラス科のカササギは鏡に映った姿を自分と認識できることが分かった(家記事、研究概要)。 カササギの首に赤や黄色のシールを貼ったところ、鏡に映った自分を見てシールに気づき足や嘴を使って剥がそうとしたが、羽の色に紛れてしまう黒のシールを貼ったときはこのような反応は見られなかった(New Scientistの記事に動画有)。自己認識能力には大脳新皮質が関わっているとされているが、鳥類は大脳新皮質をもっていない。ただカササギは大きな脳を持っており、哺乳類とは異なる進化で高い認識能力を得た可能性があるとのこと。 人間以外の哺乳類では類人猿とイルカ、そして象が鏡に映る自分を認識できることが分かっているが、哺乳類以外でこれを確認できたのは今回が始めてとのこと。

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    oooooooo 2008/08/28
    水鳥は水面に映る自分の姿を知っているものだと思う
  • 自宅で核融合を試みる「フュージョニア」達 | スラド サイエンス

    自宅で核融合を試みる「フュージョニア(fusioneer:核融合家)」と自称する人々がいるそうです(Wall Street Journal記事、家記事)。 フュージョニアのコミュニティは世界に100以上存在し、ゆるい繋がりを保っているとのこと。中でも卓上核融合に成功した優秀な者たちは「ニュートロン・クラブ」と呼ばれるエリートグループに属することが許されるそうです。自宅核融合炉は完全電子式テレビを発明で知られるフィロ・ファーンズワース氏が1960年代に設計・実現した核融合機器が基となっているそうですが、生じるエネルギーよりも消費エネルギーの方が遥かに多いとのこと。 また、フュージョニア達曰く、核融合では放射性廃棄物はあまり生じないが、1万ボルトを超える電荷をかけるので万が一感電した場合の危険性が高いとのこと。もちろん、X線や中性子が発生し得る工程でもあるため、注意を払って作業する必要があ

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    oooooooo 2008/08/26
    大人の科学
  • 五輪開会式にかける中国の気象操作プロジェクト | スラド サイエンス

    ストーリー by nabeshin 2008年03月28日 17時38分 コスモもとい、窒素酸化物クリーナーもぜひ 部門より 過去記事にもありましたが、オリンピックの開会式での雨を回避する中国の気象操作プロジェクトについてのMITのレビューが家にて紹介されています。 記事によると「中国の気象工学プロジェクトは世界最大規模であり、1,500人の気象操作の専門家が30の航空機とその乗組員とともに37,000人の臨時雇い労働者の指揮をとる。臨時雇い労働者のほとんどは小作農民であるとのこと。7,113の高射砲と4,991のロケット発射装置を駆使して雨雲を散らす」そうです。会場から遠い雨雲に対してはヨウ化銀とドライアイスの混合を空に打ち上げ降雨を促す方法をとり、スタジアム近辺の雨雲へは液体窒素を用いて作った冷却材を打ち上げ、雨粒のサイズを小さくし数を増やすことにより、会場に雨が降ることなく雨雲が過

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    oooooooo 2008/04/03
    1,500人の気象操作の専門家が30の航空機とその乗組員とともに37,000人の臨時雇い労働者の指揮をとる。臨時雇い労働者のほとんどは小作農民であるとのこと。7,113の高射砲と4,991のロケット発射装置を駆使して雨雲を散らす