お疲れさまです。平社員SEあらため下っぱリーダーの山本です。 さて、今週は「若手と会話するための共通認識を作っておこう」という話をします。 話が通じない場合には、2種類の原因があります。 1つは、専門用語だから伝わらない場合。認識レベル・知識レベルにおける両者の差が大きい場合に起こりがちなパターンです。もう1つは、同じことを違う言葉で表した場合。お互いにある事柄について知っているのに、表現方法が違うために伝わらなくなるパターンです。 ある日の現場での出来事です。 後輩:「IPアドレス、いくつにすればいいですか?」 先輩:「イチクニイチロッパーの……」 後輩:「え、な、何ですか?」 先輩:「だから、イチクニイチロッパーの……」 後輩:「す、すいません。な、何ですか???」 先輩:「え? IPアドレス、分かるよね?」 後輩:「はい、大丈夫です」 先輩:「……」 略した読み方に対して、後輩が認識