「自己肯定」と「自己正当化」。 なんとなく似た言葉だけれど、厳密には何が違うのだろう。「肯」と「正」、いずれもポジティブな印象を持つ字が使われており、パッと見では意味合いが大きく違うようには思えない。 でも改めて考えてみると、それぞれ別の場面で使っていることは否めない。「自己肯定感を持て」なんて言われるように、どちらかと言えばプラスの考え方として使われる印象の強い前者に対して、後者は「自己正当化するな」と否定的なイメージ。 自身に向けられた、「肯定」と「正当化」。 これらの言葉について考えてみました。 プラスの「肯定」とマイナスの「正当化」 「自己肯定」と「自己正当化」。2つの単語をGoogleで検索してみると、その違いは一目瞭然だった。前者がポジティブに語られているのに対して、後者はネガティブなものとして避けられている。 以下、それぞれの単語の検索結果から、タイトルと本文を一部抜粋してみ