ツイッターを駆使することによって、グラビアアイドル界に革命を起こした「尻職人」こと倉持由香。彼女のセルフプロデュース術、仕事論を一冊にまとめたのが、初の著書『グラビアアイドルの仕事論』だ。自画撮りをアップすることは「ティッシュ配り」のようなもの、と表現する彼女。一体、どういう意味なのか? ファンづくりの秘訣を、本人に教えてもらった。 「ピラミッド」の下層を広げる 自画撮りを頻繁にアップするというと、「安売りしているのではないか」と言われることもあります。実際、私もTwitterで自画撮りをアップし始めた頃は、当時のマネージャーさんから「自分自身が商品なんだから、そんなに自画撮りを載せてDVDが売れなくなったらどうする」と心配されました。 ですが、私はその意見に反対しながら自画撮りをアップし続けてきました。 このとき、行動の根拠となったのが自分なりに導き出した「知名度のピラミッド理論」です。