著名投資家マーク・ファーバー氏が、次の不況時、米国株がアンダーパフォームし、コモディティがアウトパフォームする可能性を指摘している。 2008年12月にQE1が始まった時、私はこれがQE1ではなくQE無限大だと主張した。 一たびこの政策を始めれば、政治的理由やFRBの構造の理由で、QEが継続すると考えたからだ。 ファーバー氏があるインタビューで、量的緩和政策の問題点を指摘した。 量的緩和には多くの問題があり、しかも量的緩和をやめることが極めて難しいと話した。 ファーバー氏は早いうちからQE無限大、QE99などと批判していたし、ビル・グロス氏などもQE永遠などと言っていた。 FRBは、QE1をやめてもQE2を余儀なくされ、QE2をやめてもQE3を余儀なくされた。 QEトラップと言われ、もはや抜け出せないのではとの心配が広がった。 その後FRBは量的引き締めを自動操縦で進め、その心配は消えてい