タグ

理解と時代に関するorticaのブックマーク (3)

  • 『出雲大社 日本の神祭りの源流』 千家和比古、松本岩雄編、『神の島 沖ノ島』 藤原新也、安部龍太郎著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    最近の若い者は、なっとらん! という人もいるかもしれないが、寺社仏閣の前を通り過ぎる時に、黙礼をしてゆく若者が増えている。 では、彼らは黙礼している寺社の御尊や御祭神を知っているかというと、そうではない。聞くと、パワー・スポットだからというだけである。たしかに、軽薄な印象も受けるが、私は最近、それはそれでよいと思うようになった。つまり、大切なのは、場所なのだ。日の神々は、その場に宿りたまうのであり、その場所に行くことが、大切なのだ。 平成の大遷宮でにぎわう出雲大社。一般向けに書かれた学術論集は、7世紀から続く祭祀(さいし)の伝統と、それ以前の祭祀遺跡を、わかりやすく教えてくれる(千家和比古・松岩雄編『出雲大社 日の神祭りの源流』柊風舎)。 神祭りをするたびに、場所を選んで祭りごとを行った時代から、人びとは巨大な神殿を造ることに、熱中してゆくことになる。なぜ、出雲の人びとは巨大な神殿

  • 本の記事 : 今「プロレタリア」は「やとわれ組」 「共産党宣言」を現代語訳 - 阿久沢悦子 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    閉塞感(へいそくかん)漂う時代の中で勇ましいことばが人々をひきつける中、いまや記憶のかなたの古典となったマルクス、エンゲルスの「共産党宣言」を現代語訳した人がいる。大阪のグラフィックデザイン会社社長、北口裕康さん(48)。学者でも党員でも翻訳家でもない立場で「高校生にもわかるように」と言葉を探していくと、意外にも、今の時代がわかりやすく見えてきたという。 翻訳を始めたのは、リーマン・ショックの余波が続いていた2009年秋。「資主義の終焉(しゅうえん)」という言葉が飛び交っていた。だったら、新しい世界を作る手がかりの一つとして「共産党宣言」を訳してみたらどうだろう。初めて読む古典に手を伸ばした。 意識したのは、当たり前に使われてきた小難しい単語に頼らず、いまを生きる自分が納得できるわかりやすい言葉を探すこと。 「ブルジョア」は「金持ち組」とした。「プロレタリア」は「やとわれ組」。社員だけで

    本の記事 : 今「プロレタリア」は「やとわれ組」 「共産党宣言」を現代語訳 - 阿久沢悦子 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
  • カント「Realität」誤訳問題をめぐって - Freezing Point

    ハイデガー拾い読み (新潮文庫) 作者: 木田元出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/08/27メディア: 文庫 クリック: 25回この商品を含むブログ (8件) を見る 以下、鮮烈な印象を受けた Realität 誤訳問題と、 その周辺をめぐる木田元氏の説明(に対する私の理解)を、要約してみます。 マルクス「フォイエルバッハ・テーゼ」にある、 《唯物論(Materialismus)》 と 《観念論(Idealismus)》 の対比 は、哲学科の教員たちからは逸脱とされるらしい。 しかし木田氏は、そういう教科書的な理解そのものを問題視している(p.203)。 つまり哲学科の教師たちは、 《唯物論(Materialismus) ⇔ 唯心論(Spiritualismus)》 が 【存在論】 《実在論(Realismus) ⇔ 観念論(Idealismus)》 が 【認識論】 ――という

    カント「Realität」誤訳問題をめぐって - Freezing Point
    ortica
    ortica 2012/12/20
    [h:keyword:isbn:9784403231025][h:keyword:isbn:9784101320823][h:keyword:客観的実在性][h:keyword:もの主義]
  • 1