増床工事中の大丸梅田店(手前のビル)=大阪市北区 生活雑貨大手の東急ハンズは13日、来年春に増床部分が開業する百貨店、大丸梅田店(大阪市北区)に出店すると発表した。来年春には大阪市阿倍野区と、JR博多駅(福岡市)の駅ビルにもそれぞれ出店する計画をすでに発表しており、3店舗で初年度の売上高120億円を目指す。 東急ハンズ梅田店(仮称)は大丸の10〜12階の南側増床部分に入り、売り場面積は6千平方メートルを予定。大丸全体の売り場面積は現在の1.6倍となり、ハンズが増床分の4分の1を占めることになる。 ハンズは現在、関西で心斎橋(大阪市中央区)、江坂(大阪府吹田市)、三宮(神戸市)の3店を展開している。梅田店は関西最大級の約12万品目をそろえる予定だ。 阿倍野店(仮称)はJR天王寺と近鉄大阪阿部野橋の両駅前で東急不動産が手がける再開発地区に、ショッピングセンターの核テナントとして開業する