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2016年4月4日のブックマーク (5件)

  • 円が上昇、商品市況安受けた資源国通貨主導のクロス・円下落で

    4日の東京外国為替市場では円が上昇。対ドルでは約2週間ぶりの高値を付けた。原油相場を中心とした商品市況安を背景に、資源国通貨主導でクロス・円(ドル以外の通貨の対円相場)が下落しており、円高圧力が強まっている。 午後3時11分現在のドル・円相場は1ドル=111円38銭付近。朝方に付けた111円80銭から、一時は111円32銭と3月21日以来の水準までドル安・円高が進んだ。円は主要16通貨に対してほぼ全面高。オーストラリア・ドルは対円で一時1豪ドル=85円を割り込み、同月28日以来の安値を付けている。 IG証券の石川順一マーケットアナリストは、「米雇用統計は利上げペース加速を連想させる内容ではなかった」とし、「ドル高に期待できない以上、円安に期待するしかない」と指摘。その上で、増産凍結をめぐる不透明感を背景とした原油価格の下落が商品市況安をけん引していると言い、「商品市況が崩れれば、資源国通貨

    円が上昇、商品市況安受けた資源国通貨主導のクロス・円下落で
  • 人気の高いVIX連動証券の取引、奏功せず-過去最大2200億円が流入

    株式市場で最も人気の高い証券の一角であるS&P500種株価指数のボラティリティ(変動性)連動上場投資証券(ETN)の取引は、大きく当てが外れる結果となった。 投資家はここ6週間で、シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティ指数(VIX)に連動するETNに過去最大20億ドル(約2200億円)を投入。同ETNは株式のように売買され、相場変動が高まった時に上昇する。米株の反発を背景に、同ETNはこの期間に価値の半分を失った。 1日の売買高が通常アップル株やマイクロソフト株の2倍に上る同ETNの取引で、弱気派は繰り返し打撃を受けてきたが、3月ほど大規模に膨らむことは珍しい。市場のタイミングを計ることに伴う危険性を証明しているほか、ここ2年間の米株の回復力が最も熟練したトレーダーの不意を突いたことを示している。 インタラクティブ・ブローカーズ・グループのマーケットメーキング部門ティンバー・ヒ

    人気の高いVIX連動証券の取引、奏功せず-過去最大2200億円が流入
  • ドルの弱さは短期的か、歴史が示すドル高継続の余地-チャート

    過去数十年のドル高局面は長期化した。前回のドル高局面は1995年に始まり、2002年まで終わらなかった。こうした事実を踏まえ、ドルの今年1-3月期はここ3年余りで最悪の四半期だったが、11年に始まった今のドル高基調はまだ終わっていないとみるストラテジストもいる。 原題:Dollar’s 2016 Downturn May Prove Brief, Based on History: Chart

    ドルの弱さは短期的か、歴史が示すドル高継続の余地-チャート
  • 円相場、予測精度トップ3社は続伸予想-通貨動かす日銀の力には限界

    円相場はドルに対して1-3月(第1四半期)に6.8%上昇し、2009年以来で最高の四半期パフォーマンスとなった。自国通貨の相場を押し下げる中央銀行の能力に疑問符が付いている。 最新ブルームバーグ・ランキングで円相場予想の精度が高かったジュリアス・ベア・グループ、三井住友銀行、オーストラリア・ニュージーランド銀行は、年末までに円がさらに上昇すると見込んでいる。一方、調査の中央値によれば、年末までに1ドル=119円に下落すると予想されている。ロンドン時間4日午前6時57分現在は1ドル=111円40銭。 日銀行は1月29日にマイナス金利導入を決めたが、円は同日の1ドル=122円付近に比べ上昇している。ANZバンク・ニュージーランドのシニア通貨ストラテジスト、サム・タック氏は「日銀はこれまでに取った措置により、ドル・円相場に影響を与える能力の限界に達した。日銀が為替相場を動かす力は弱まっている」

    円相場、予測精度トップ3社は続伸予想-通貨動かす日銀の力には限界
  • ゴールドマン:アジア通貨は売り時-今後1年でドル=130円予想

    ゴールドマンの新興市場マクロ担当チーフストラテジスト、カマクシャ・トリベディ氏(ロンドン在勤)はインタビューで、中国と日で追加緩和が見込まれるため、人民元と円は少なくとも2008年以来の安値まで下げる可能性が高く、アジア通貨は下落に転じると予想した。同氏は昨年11月の段階で、新興市場が16年に持ち直すと正確に予測していた。

    ゴールドマン:アジア通貨は売り時-今後1年でドル=130円予想