昨年11月、「国文研データセット」として、350点のデジタル化古典籍が公開されましたが、このたびは、それに続いて350点が新たに公開され、総計700点となりました。しかも、今回の公開は人文学オープンデータ共同利用センター準備室というまったく新しい組織からで、さらに、IIIF対応の形でも公開されるという、前回に比べてあらゆる面で前進がみられ、大変頼もしくありがたいことです。それについては、詳しくはまた別にブログ記事などにさせていただきたいと思っております。 オープンデータで公開する、ということは、第三者に再配布を許可するということであり、それによって様々な利活用を促進するということです。視点を変えると、オープンデータ化を推進するためには、それによって利活用されたという事例が増えていくことが何よりも大切であり、特に、オープンデータ公開した組織・機関が特に労せずともどんどん利活用が広がっていくと