ツーンッとした辛味のあとに、爽やかな香りが鼻を抜ける。 食欲が減退する暑い季節に、“わさび”は欠かせない香味野菜のひとつだ。 しかし、ざる蕎麦や刺身など、すり下ろされた状態で食べるのが一般的。 最近ではわさびの栄養価の高さが評価されているものの、いまいちその魅力にピンと来ていない人も多いのではないだろうか。 そこで、今回はわさびの産地、歴史、栄養価など、その魅力を紐解いてみた。 今夏、より味わい深くわさびの辛味に舌鼓できるはずだ。 日本に自生していた香味野菜 その歴史は、はるか飛鳥時代にまで遡る。 奈良県明日香村の遺跡を探索していたところ、8〜30㎝ほどの”木簡”が発掘された。 そこには、わさびや薬草などの名前や管理する役所名などが記されていたらしい。 研究の結果、飛鳥時代にはすでに薬草円なるものが存在していた可能性が高くなった。 その後、わさび山葵の名前が初めて文献に記されたのは、平安時
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く