「盆栽」といえば、地味で手間がかかる・晩年の趣味というイメージではないだろうか? もともと盆栽は、日本では粋な趣味とされていたが、いつしかお年寄りものとして浸透してしまった。 だが、海外では、そのイメージは真逆だと言ってもいい。 特に、欧米において「BONSAI」は、若い人たちの“憧れのアート”だという。 すでに海外では90年代から盆栽ブームが起こり、多くの外国人が日本に弟子入りしている。 今や「盆栽」は、世界的な芸術として、人気は高まるばかりだ。 日本でも若い人の愛好家も増えているが、あなたはその魅力をご存じだろうか? もはや、盆栽の世界観を知らないのは、ちょっと時代遅れなのかもしれない。 またひとつ、世界中の人が夢中になる日本の伝統文化「盆栽」の今に触れてみよう。 盆栽の歴史とは? 盆栽は、中国で生まれ、唐の時代の遺跡から鉢植えの壁画が発見されているほど歴史は古い。 呼び名は「盆景」と