はじめに ESP32 は間欠動作させるのであれば,平均消費電流を 1mA 以下に抑えることが可能です.そこで,太陽電池での駆動にチャレンジすることにしました. 蓄電池の候補としてはいくつかありますが,今回は下記の観点で電気二重層コンデンサを使うことにしました. サイズが小さい 炎天下での長期使用でも安全 鉛蓄電池だと容量は大きいもののサイズも大きくなって,小型である ESP32 のメリットが活かせません.一方.リチウム電池だと,サイズは小さいものの,炎天下での長期使用に不安が残ります. その点,電気二重層コンデンサは ESP32 を1~2日駆動する容量があり,しかも 85℃ まで使えるので,太陽電池と組み合わせるのにぴったりです. 必要な部品 必要な部品はこんな感じ. 秋月電子 で入手するもの 携帯機器用ソーラーモジュール(太陽電池・ソーラーセル) 300mW 薄型の太陽電池です.コンパク
これで太陽電池を取り出すことができました。 しかもダイオードまでも。 ダイオードには、電流を一方向にしか流さないという性質があります。 実用システムを組むときに必ず使用するものです。 太陽電池を窓際で直射日光に当て、テスターで電圧を測ってみます。 開放で(何もつながないでテスターだけに接続した状態)3,0Vあります。 実際には負荷(電球やモーターなど)をつないで使うのですから、負荷に相当する抵抗(電子部品)を付けて出力を計ってみます。 すると2,0V、0,5mA(0,0005A)でした。 したがって出力は 2,0V X 0,0005A = 0,001W になります。 100Wの電球を点灯させるには、この太陽電池が100000個つまり、10万個も必要ということです。 1つ100円ですから、10万個で1000万円です。 計算してみて自分でもびっくりしました。 大型の100W出力の太陽電池は10
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く