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  • 働きかたが多様化している - レジデント初期研修用資料

    今うちの施設に来てくれている内視鏡の先生は、普段は別の県で仕事をしていて、 週に1回、200km近く離れたその場所から、内視鏡検査のためだけに、車を飛ばして 病院に来る。もっと近くにだって、たぶん内視鏡医を必要としている場所は あるんだろうけれど、車が好きなんだという。 当直だけを代行してくれる、という働きかたが増えているらしい。 リクルートを経由して、最近何人か、夜間の当直だけを担当したい、という 仕事の依頼が入ってくるんだという。昔はこういうのは、医局の若手が アルバイト代わりに病院を泊まり歩いて、大学の安月給を補ったり、 あるいは部活の「先輩後輩」つながりで、他の大きな病院に勤める傍ら、 小さな施設に、当直だけ来てもらったり。 外来だけとか、あるいは検診だけ、内視鏡だけ、当直だけなんて、 今までだったらあり得なかったような勤務形態が、ここに来て、田舎の病院にも増えてきている気がする。

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    otsune 2009/10/26
    そういえば夕張の村上医師が「総合医」ってのを言ってたな。地域予防医療のほうばっかり有名だけど
  • スマートフォンが消し去ったもの - レジデント初期研修用資料

    今さらなんだけれど、新しく購入したHT-03Aという携帯電話を、このところずっと使っている。 前使っていた携帯電話は、機能なんて何もついてない、文字通り「携帯できる電話」だったものだから、 スマートフォンのちょっとした機能に、いちいちびっくりする毎日。 Palm を使っていた 大学病院で働いていた頃は、Palm という携帯コンピューターを使っていて、 メモ代わりにしたり、患者さんの情報を入れておいたり、あるいはblog の原稿をちょこちょこ書いたりしていた。 Palm は面白くて、同業者の中でも、自分は相当熱心に使い込んでいたほうだと思うんだけれど、 職場が変わって「これでないと」という場面が減って、結局面倒くさくなった。 その面倒くささの根っこにあったのは、「同期」という操作だったのだと思う。 たとえば「今日時間があったときに読もう」なんて思った文章は、Palm でそれを読もうとしたら、

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    otsune 2009/09/26
  • 同意獲得ゲームとしてのネットコミュニケーション - レジデント初期研修用資料

    実世界でのコミュニケーションが、「合意形成ゲーム」であるのに対して、 ネットコミュニケーションというものは、「同意獲得ゲーム」なのだと思う。 ゲームの目的が違うから、おしゃべりの戦略は異なってくるし、ゲームが違うから、 ネットで支持を集めた言葉というものは、ネットの壁を越えて、実社会に浸透できない。 コミュニケーションの大きさと深さ 「2ちゃんねる」みたいな場所には、何となく、「話を聞いたら、それをもっと面白くしないといけない」という、 プレッシャーみたいなものが働いている気がする。 物事を分析する方向で「面白く」するのは大変だから、たいていは、「動物を見た」というお話が 「狼を見た」になって、「狼が襲ってくるぞ」に進化していく。 「ラーメン屋さんのスープが夕方になると塩辛くなる」理屈と同じで、掲示板みたいな場所に留まって、 そこにいる人たちからの同意を獲得しようとすると、話題はどうしても

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    otsune 2009/09/04
  • メールアドレス漏れ問題の追記 - レジデント初期研修用資料

    自分のメールボックス、具体的にはGmail の「アーカイブ」を調べなおしました。 電話をくれた、今回メールアドレスが表示された方は、うちのサイトに対する感想メールを、2年ぐらい前に下さった方でした。 その人とは「ありがとうございました」みたいな時候の挨拶を返したきりで、その後のやりとりはなく、 もちろんお互いの携帯電話番号など交換していないのですが、要するに今回起きたことというのは、 たまたま相手がうちの電話に間違い電話をかけて、その相手が、偶然にも以前、 その人がメールを出したことのある人間だったという、極めてまれな事例を見ていた可能性が高そうです。 お騒がせして申し訳ありませんでした。 その代わり、たとえば自分のメールアドレスは昔からの公開アドレスであり、今の時点ですでに3000人以上、 もはやGmail のページを見ても、アーカイブには「数千人」としか表示されない数のメールがたまって

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    otsune 2009/08/30
  • 間違え電話に相手の本名とGmail アドレスがついてきた - レジデント初期研修用資料

    携帯電話のことは何一つ分からないので、とりあえずおきたことだけ。 スマートフォンを買った ごく最近、HT-03A という、Docomo のGoogle 携帯電話を買た。 それまで6年間ぐらい使っていたのは、カメラもi モードも使えない機種だったから、 ここ数年間の携帯電話がどんな具合になっているのか、自分はまず、そのへんを全く理解できていない。 間違え電話が来た 昨日の夕方頃、知らない携帯電話からの着信があった。もたもたしてたらベル2回ぐらいで切れて、 結局その電話は取れなかった。 普段仕事に使っている番号は、全部携帯電話の「連絡先」に入れてあるから、 その電話番号はとりあえず、「知らない人」からだとは分かった。 HT-03A の着信履歴にはその電話番号が残っていて、そこにはなぜか、 発信者の名前がカタカナ表記で書かれていて、その人のGmail アドレスが一緒に表示されていた。 最初はSp

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    otsune 2009/08/29
  • 見栄と嫉妬の行動学 - レジデント初期研修用資料

    経済学は、人の振る舞いを、「利得」と「リスク」とのバランスで説明しようとする。 「利得」とか「リスク」に対する感覚というのは、どちらかというと個人的なものであって、 ネットワークを作った人、「社会」の振る舞いは、しばしば「利得」と「リスク」では説明がつかない。 恐らくは「見栄」と「嫉妬」という判断軸を導入することで、ネットワーク化した人の群れに見られる、 「経済的に不合理な行動」というものが、説明できるような気がする。 個人に不利で、社会にとっては有益な振る舞い、しばしば「利他的」と表現されるこうした行動は、 「見栄」によって駆動されるものだろうし、社会にとって最悪な、しかも人にとっても、 それが必ずしも個人の得にならない行動というのは、たぶん「嫉妬」によって駆動される。 「嫉妬する上司」問題 たぶん「部下に嫉妬する上司」というのがいる。こういう人たちはしばしば、自らの土台もろとも、 組

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    otsune 2009/08/08
  • 「書かれたルール」と「本当のルール」 - レジデント初期研修用資料

    ルールブックに書かれたやりかたと、そのゲームに勝つためのやりかたとはしばしば異なって、 ゲームはだから、「ルールを守る」のが好きな人と、「ゲームに勝つ」のが好きな人と、 たいていは2つの文化が衝突する。 「イヤーノート」という教科書 「がルールを書き換えた」先例がうちの業界にはあって、医学生ならたいてい誰もが持っていて、 医師ならたぶん10人が10人、そのを「クソだ」と断じる、「イヤーノート」という教科書がある。 医学部というのは医学を学ぶ場所だから、医学生の教科書というのは、 もちろん「医学」が体系的に、権威ある先生がたによって記述される。 教科書には、医師として知っていなくてはならないこと、診療に大切なことが中心に記載されて、 みんなそれを読んで勉強する。 ところが自分たちには「国家試験」というものがあって、これに合格しないことには、仕事が始まらない。 国家試験も試験である以上、「

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    otsune 2009/08/02
  • 浮気物語の共通骨格 - レジデント初期研修用資料

    2ちゃんねるのまとめサイトには、定期的に、「浮気物語」とでも形容するしかない、 「結婚相手が浮気して、それが発覚して離婚に至った元夫の書き込み」が登場する。 書き込みはたいてい、発端から別離に至までの物語になっていて、 その都度共感的な返信が列を連ねて、「はてなブックマーク」が30程度から、多いときだと100ぐらいつく。 共通事項がある 2つ仮定する。 2ちゃんねるの書き込みは、基的に創作、あるいは脚色を加えた経験談である 「浮気物語」自体は、恐らくは似たような物語が定期的に書き込まれていて、人気のあるものだけが浮上して、「まとめサイト」に補足される 掲示板世間での生存競争というか、ある種の淘汰を受けた結果として、人気のある浮気物語と、 人気のでなかった浮気物語が存在していて、恐らくは「同情されやすい浮気物語の構造」とでもいうべきものが、 淘汰の結果として、生み出されているような気がする

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    otsune 2009/07/12
    身もふたもない的確なアドバイスがスレに書かれても、主人公は完全無視するし、まとめサイトでも削除されがち。まとめサイト編集者がスレ主なことも
  • 商売の生態系 - レジデント初期研修用資料

    近所にできたショッピングモールを見て考えたこと。 ショッピングモールができた 実際それができたのはずいぶん前なんだけれど、最初の数ヶ月は、平日でも近所が渋滞するぐらいの賑わいで、 最近になって、平日の夜間ならガラガラになって、ようやく地元住民が、便利に使えるようになった。 通うようになってみれば、けっこうきちんとした外屋さんが何軒もあって、今までどうしようもなかった 田舎糧事情が、ずいぶん改善された。「べに行こう」なんて思っても、せいぜい4軒ぐらいの選択枝しか 無かった頃を思えば、もう別世界。 で、通うようになって、ショッピングモールの外屋さんには大きく2種類、「そこでやっていく」ことを目指している料理屋さんと、 「今を売り抜ける」料理屋さんと、たぶん思惑が別れているように思えた。 そこでやっていく人たち たいていは「東京の○○」というお店が、うちの県に初めて出店した、ということ

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    otsune 2009/07/12
  • イベントドリブンは勘弁してほしい - レジデント初期研修用資料

    連休中日。外来は毎日大賑わいだけれど、検疫官の人たちが過労で倒れそうな 勢いで頑張っているからなのか、今のところはまだ、新フルエンザ発生、という話は伝わってこない。 人も増やすみたいだけれど、空港は、今の時点ですでに限界超えているのに、 このままのやりかたを引き継ぐと、ゴールデンウィークあけの入国ラッシュは大変なことになると思う。 実際のところ、自体はまだ始まったばっかりで、連休あけて、むしろ感染可能性を抱えた人が 入国するのはそれからなんだけれど、ぎりぎりの体制が、いったいいつまで続くのか、 検疫官の人たちはたしかに頑張っているのだろうけれど、上の人たちは、いつまで「頑張る」状態を 続けるつもりなのか、よく分からない。 縦深は大切 実は政府に何か策があって、どこかで「こういうこともあろうかと」みたいな演出狙ってるならいいんだけれど、 むしろ何となく、「日だけは大丈夫」的な、上の人たちが

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    otsune 2009/05/06
  • 「悪い人」とはつきあいやすい - レジデント初期研修用資料

    ソセゴン中毒のこと 当直あけて、朝も早くからソセゴン中毒の人に怒鳴られた。 麻薬系鎮痛薬の依存になってしまって、いろんな病院を転々とする人はけっこういて、外来でトラブルの種になる。 パターンはだいたい決まっている。外来では診断不可能で、実際痛くて、 入院中は、たしかに痛み止めとして、麻薬系の鎮痛薬を使うような病気。 「慢性膵炎で東京の病院にかかっている」 「今出張中で、紹介状も薬もない」 「痛みが強かったらソセゴンをうってもらえと主治医に言われている」 このあたりがキーワードになる。痛くて車いすに乗ってくるとか、 しわくちゃの、なぜか電話番号だけ入っていない、大学病院の紹介状を一緒に持ってくる人もいる。 痛みというのは患者さんの言葉を信じるしかないから、こういうのは実質診断不可能なんだけれど、 今はそもそも、「外来で麻薬をうってもらいなさい」なんて指示を出す同業者はいないはずだから、 「麻

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    otsune 2009/03/03
  • ユーザーは狭く見る - レジデント初期研修用資料

    Google の新しいブラウザ 「Chrome 」を使った感想。 Chrome は速く感じる 今まで使っていて、なんの不便も感じていなかった Sleipnir が、どうにも調子が悪い。恐らくは中で動いているIE8 の問題なんだろうけれど、 blog の更新だとか、コメント欄の管理だとか、エラーが頻発する。 いい機会なので、常用するブラウザを、Google Chrome に変更したんだけれど、これはたしかに速く感じる。 自分には、技術的なことは何一つ分からないし、普段見ているページのほとんどは、 文字しかないようなページばっかりだから、ブラウザの当の速さ、 内部処理の速さだとか、実装のすばらしさだとか、そういうのは全然分からないんだけれど、 素人がちょっとさわってもびっくりするぐらい、Chrome は速く「感じる」。 このブラウザは、ユーザーへの「速さの見せかた」に、気を遣ってデザインされ

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    otsune 2009/03/01
  • 「分からない」から始める医療 - レジデント初期研修用資料

    外傷外科の考えかた 「トップナイフ」という、外傷外科学の教科書から。 外傷性ショックという状況 ショック状態というものを理解しなくてはならない。血圧が60mmHg に低下した患者に対して、皮下の出血点を一つ一つ焼くような外科医は、外傷外科に向いていない 出血と虚血とでは、治療優先順位が異なる。生命に直結する出血は、直ちに対処しなくてはならない。たいていの虚血は、数時間の幅を持たせてよい 外傷外科においては、たとえ結果が悪い方向に転んでも、何とかなるやりかたを考えないといけない 冷静さについて 効果の期待できない操作を繰り返す術者は「呪的反復」の状態に陥っている。人だけがこれに気付かない 背景状況の変更、視野の改善や、器具や助手のような、何らかの変更を前提にしたときのみ、反復という選択に意味が出る 止血鉗子を握りしめて、盲目的に血の海に突っ込むことは、初心者の陥る過ちの典型である 「指で押

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    otsune 2009/02/25
  • 運の良さについて - レジデント初期研修用資料

    ずいぶん昔、アポロ宇宙船の特番を見た。 あまりにも多くの「運」が、あのミッションの成功を支えていた。 アポロは運がよかった アポロ8号は、月着陸船のコンピューターが着陸寸前に故障したのに、マニュアル操作でどうにか着陸できた アポロ12号は、大気圏を突破する時に雷に打たれて、電気系統を全部吹き飛ばされたのに、 何とか復活して、月まで行って、生きて帰った アポロ13号の不運は映画にまでなった。月着陸船に詰め込まれていた、メモ帳だとかダクトテープだとか、 様々な余剰物資が、あの生還を支えてくれた アポロ13の爆発は、これもたまたま、「外側」を向いていた。あのときもしも、爆発が内側を向いていたなら、 乗組員はその場でなくなっていた。運がよかった アポロ宇宙船にしても、サターンロケットにしても、あるいはロシアのソユーズにしても、 成功したプロジェクトというのは、どこか「運がいい」要素を持っていて、基

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    otsune 2009/02/07
  • 法律というカードの切りかた - レジデント初期研修用資料

    「プロ法律家のクレーマー対応術」というの抜き書き。 法律の専門家である弁護士が、「自らの有効な使いかた」を指南してくれる、 おもしろい立ち位置で書かれている。 あくまでも「弁護士に相談できる」という状況でしか役に立たないけれど、 何というか読むと「勝つ予感」がしてくる。 意味のない責任回避が顧客を怒らせる 単なる責任回避は、交渉の成功に何ら貢献しない 企業側が、意味のない責任逃れをする態度を見せることで、「怒れる顧客」が「悪質なクレーマー」へと変貌してしまう 代理店の過失を、たとえば社に持ち込まれたとして、 それを「代理店の問題だからうちは関係ない」といった対応を行ったところで、 その責任逃れは、「社の人」を慰撫する役には立っても、顧客の不満解消には、全く貢献しない メディアを騒がす不祥事などでも、たとえば企業の代表者が「報告を受けていなかった」であったり、 「あれは現場の判断であ

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    otsune 2009/01/25
  • 西原理恵子の言葉 - レジデント初期研修用資料

    西原理恵子の新刊 「この世で一番大事なカネの話」からの抜き書き。 努力のしかた 順位に目がくらんで、戦う相手を間違えちゃあ、いけない 目標は「トップになること」じゃない。これだけは譲れない、大切な目標を実現すること 肝心なのは、トップと自分の順位を比べて卑屈になることじゃない。最下位でも出来ることを探すこと。自分の得意なものと、限界点を知ること。やりたいこと、やれることの着地点を探すこと。最下位の人間には、最下位の戦いかたがある 「どうしたら夢が叶うか」って考えると、全部あきらめてしまいそうになる。「どうしたらそれで稼げるか」って考えれば、必ず、次の一手が見えてくる 「カネ」を失うことで見えてくるもの 銀玉親方に教わったのは、まず「負けてもちゃんと笑っていること」。これはギャンブルのマナーの、基中の基 ギャンブルでした失敗を、もし、どうにも笑えなくなったなら、それはもう、その人が受け止

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    otsune 2008/12/25
    なぜ http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4652078404/otsune-22/ref=nosim みたいなリンクが無いんだ
  • 頻度の非対称性について - レジデント初期研修用資料

    「どうしようもない人にぶつかる頻度」というのは、サービスを提供する側と、 サービスを受け取る側とではどうしても異なるけれど、救急車というサービスは、それが極端すぎる気がする。 救急車を邪魔する人は多い 患者さんを他の病院にお願いするときとか、 救急車に1 時間同乗していると、だいたい2 回ぐらい、死にそうな目に遭う。 救急車は、サイレンを鳴らして止らず走る。交差点に行き当たれば、 当然信号を無視して突っ込むし、自分の車線が渋滞していれば、 対向車線にはみだして、そのまま走行を続けたりする。 もちろんそれは、救急車両の特権として認知されたやりかたで、 行き当たる車の99 %までは、きちんと交差点で停止してくれたり、 対向車線でも道を譲ってくれるのだけれど、そうでない車が1台でも混じっていると、大変なことになる。 交差点にサイレン鳴らして進入したら、真横から猛スピードで車が突っ込んできて死にそ

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    otsune 2008/12/20
  • 「コンマ秒」の改善が人の振る舞いを変える

    n-clickを1-clickにすると商売になる。1-clickを0-clickにすると革命になる。 待ち時間を短くすると、みんな「便利だ」なんて思うけれど、人の振る舞いは、そんなに変わらない。 短くなった待ち時間をさらに短く、「ゼロ」に向けた最後の最後、ごくわずかなその改良が、 しばしば人の振る舞いを一変させる。 YouTube がもたらしたもの ライターの渡辺祐は、「アレってどんな曲だったかなあと思ったら即、YoutubeとiTunes Storeでリサーチします。 CDラックまで行かずとも調べ物ができるのが、締め切り前など特にありがたい」なんて、 YouTube 以降変化した、自らの振る舞いを語っている。 プロの評論家はもちろん、手元にオリジナルの音源を持っているのだろうし、 恐らくは自宅には、参考文献だとか音源だとかが山と積まれた書庫があって、 ちょっと歩けば膨大な資料に当たれるん

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    otsune 2008/12/10
    「切符の販売機を改良するよりも、Suicaと自動改札機を発明しろ」とmasuiさんは言ってたな
  • 業界の嫌話

    同業者どうしの年末飲み会のメモ。内科と外科と、整形外科と、あと開業した人達。 内科は減っている。外科も減っている。産科小児科は言及以前で、整形外科も、いろんなところで「減った」という話ばかり聞く。医師自体は増えているはずなのに、「どこに行ったんだろう」なんて、誰にも分らない 開業する人は、それでもやっぱり増えている。うちの地域みたいな田舎でも、今年に入って少なくとも6件、新しいクリニックがオープンしてる 新人がどこに行ったのか、やっぱり誰にも分らない。研修医がたくさん入ったはずの民間病院も、初期研修を終えた研修医はどこかに行った。「どこかに行った」研修医が行き着くはずの大学病院には、やっぱり誰も戻ってこなかった 検診のアルバイトでいつないでいる医師は一定数いるらしいけれど、不景気のあおりを喰らって、今そこそこ大変らしい。そういう人達が、流行っている開業医の軒先を借りて、「居候」するような

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    otsune 2008/12/07
  • 共同体工学のすすめ - レジデント初期研修用資料

    最近考えていることなど。 言葉の定義 「共同体」と「主催者」というものを想定する。宗教団体ならば、教団と教祖の関係になるし、 パチンコ屋さんなら、パチンコ屋さんの門をくぐった顧客は全て、共同体の一員で、主催者は社長になる 共同体はしばしば重なり、見る角度によって様相を変える。 「はてな」という共同体を主催しているのは近藤社長とその周りの人々だし、 「はてな村」という、議論それ自体を楽しむ共同体は、「はてな」と重なるけれど、主催者は異なる 「共同体工学」の目指すもの 上手に制御された共同体は、実体としての力を持つ。「コミュニティエンジニア」は、 共同体に対する操作を通じて、そうした力を引き出そうと試行錯誤する 「共同体の成功」というものを、主催者がそこから取り出した、実体としての力であると定義する 「お金」であったり、投票のような「権利」であったり、行動であったり、主催者が、 共同体から大き

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    otsune 2008/11/26