プロ野球で目覚ましい活躍を見せ、メジャーリーグという野球界の最高峰をも極めた石井一久さん。現役引退後はまさかの「吉本興業に契約社員として入社する」という異例のセカンドキャリアを選択しました。40歳を過ぎてから「サラリーマンデビュー」した石井さんの会社員としての働きぶりや、今後のキャリアプランなどを伺いました。 どんなスポーツ選手でもセカンドキャリアを築ける場を整えたい ――現在は吉本興業の契約社員として働いてらっしゃいますが、会社員としての仕事はいかがですか? 石井:あんまり会社員っぽくないんですよね。デスクワークするわけでもないし。野球に関する仕事の合間に吉本の仕事をしている感じです。 ――どういったお仕事をされているんですか? 石井:スポーツマネジメント部門で、スポーツ選手のマネジメントなどを行っています。お笑いがメインの吉本興業が、どれだけ「スポーツ」という新たな分野に入りこめるか、