最初の1ページ目から最後のページまで、完成度120%のアツい本でした。 これは何度も読み返したくなる本です。 この内容でこの価格設定ほんとに良いのですかね!?('゚д゚`)
トップ > 献本 > 『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』で、自分の過去の観光体験を反芻することに成るとは思わなかったよ! いしたにまさきの新刊:HONDA、もうひとつのテクノロジー ~インターナビ×ビッグデータ×IoT×震災~ 01 それはメッカコンパスから始まった|Honda、もうひとつのテクノロジー 02 ~インターナビ×GPS×ラウンドアバウト~ 運転する人をサポートすること|Honda、もうひとつのテクノロジー 03 ~インターナビ×災害情報×グッドデザイン大賞~ 通行実績情報マップがライフラインになった日 2013.07.08 私は、ゲンロン友の会会員なので、黙っていても、家に送られてくるのですが、毎月の定例でカレーを食っていると、なぜか東さん登場。 ということで、噂のチェルノブイリ本を献本いただきました。 ▼チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol
思想地図β4-1、『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』を一日で読み終えた。わあ!という興奮はないけど、静かに迫るものがある。このβ4-1は「観光する」「取材する」に大きく分かれてるけど、両方とも素晴らしい。それと「観光する」の中にある井出氏のダークツーリズムについての話、あと最後に入っている速水氏のゲームや小説等の中でのチェルノブイリについての話もすごく良い。今この瞬間は「時間」「歴史」「目線」「当事者」そういった単語が頭の中でうねうねしている。しているのだが何かちゃんとまとめてここに書き記しておきたいな。 チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1 [単行本(ソフトカバー)] あ、ちなみに上記リンクはamazonだけど、どうも品切れがちらしいので公式通販が楽みたい。通販はこちら=>ゲンロンショップ / チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β
紛れもなくガイドブックであり。といってもチェルノブイリのツアーガイド本ではなくて、チェルノブイリを通してダーク・ツーリズムという観光形態と、なぜ観光が必要かという議論へ導くための、ガイドブック。 もっと明らかに言えば、チェルノブイリを通して、日本の福島の位置づけと過去と今と今後を考えるための、ガイドブック。 3部に分かれていて、最初はカラー写真やグラフもふんだんないわゆる、ツアー体験記。一番ツアーガイドブックらしい。迫力のあるチェルノブイリ原発の姿も当然目を引くんだけれど、チェルノブイリ博物館の異様な雰囲気は、もっと印象に残ってしまった。 二部は関係者へのインタビュー役人からNPOやら、様々な立場の声が聞ける。やはり印象的なのは、全ての人が「どんな形であっても、記憶が残って語り継がれるための切っ掛けが生まれること」には好意的だったこと。非現実的な欲望に支えられたフィクションが入り口であって
世界的に有名な原発事故「チェルノブイリ」の今を、ある意味で「素人」の東、津田、開沼の三名を中心にしたグループで「観光」した記録。これまでの思想地図βとは違う、まさにツアーガイド。 伝えられらチェルノブイリの姿、インタビューは自分自身がチェルノブイリを知らない(例えば石棺も言葉は、知っていても写真を見たのは始めて)こともあってか、非常にセンセーショナルで、静かな衝撃を受ける。まだ言葉にはできてないけど、この在り方、様子ってのは何なんだろう、そういうひっかかりが産まれる。 忘れないためにどうするか、受け継いでいくためにどうするか、考え続けるためにどうするか、その一つの形としてチェルノブイリの今がある。ではフクシマは?という問いが投げかけられ、福島観光地化計画を世に問うための下地でもあると感じた。
会社帰りに衝動買いをした。 東浩紀氏の著作を読むのは、笠井潔氏との往復書簡以来である。 一般的な話として、こういった本を手に取るということは、原発反対という態度に繋がるように見えるかもしれない。 だがこの本は、反対の立場で書かれている本ではない。 チェルノブイリという場所、原発事故という出来事、そしてそれからウクライナという国、プリピャチという街がどういう経緯を辿っているのか、ということがレポートされる。 そしてもうひとつが、ダークツーリズムとは何であり、どういう意義があるのか、という啓蒙書でもある。 それは物見遊山の観光旅行という風情ではないが、原発反対をアジテートするためのプロパガンダという事でもない。 写し取られたチェルノブイリの自然と、そこで朽ちてゆく原発ムラ(日本のそれとは異なり、近代的な都市ではあるのだけれど)の建物、そして期限の無い廃炉作業中の原発は、どんな文章よりも生々しい
ミリタリーマニアの生きる道 広島在住のミリタリーマニア・ウイングバックの日常と書評を徒然なるままに・・・ 申し訳ありませんが、コメントは承認制としております。 1986年に発生した原子力発電所の爆発事故から、27年を経たチェルノブイリ原発。事故を起こした施設を覆う新たな石棺の建設も進み、除染もある程度進んだ現在、事故現場を”観光地化”しようとする動きが出てきており、現に複数のツアー企画が運営されている。 東日本大震災に起因する福島原発事故以後、比較されることが増えたチェルノブイリの現在を若手の思想家たちが実際に訪問し、ツアーに参加して現地の人々にインタビューすることにより、原子力事故のその後と、福島の取りうるべき将来の可能性を問う。 災害現場の跡地、戦争の爪痕がうかがえる戦跡、今は使われていない巨大廃墟など、いわば人類の負の遺産を見学する観光を”ダーク・ツーリズム”というそうだ。本書は福島
期日前投票に行ってきました。 どう考えて、誰に投票したのかについて書こうと思います。 納得した投票をするにはあまりにハードルが高すぎる この記事にも書いたんですけど、 僕は選挙権を得て13年、今までに一度も心から納得して投票できた経験がありません。自分の投票が正しかったと信じられた経験もありません。 自分の投票が正しかったと信じられた経験もありません。 はてブで「バカであると表明できる世代」とかなんとか小馬鹿にしたコメントあった気がするんですが、むしろ僕らは、もっともっと「ワケワカンネ」「難しすぎるだろ」「どうやって判断しろって言うんだよ」と声を上げるべきなんです。 仕組みに問題があるのなら改善すればいいのに、きまりが悪いのかほとんど誰も声を上げない。 結局、「まともな政治家がいない」とか「投票したってどうせ変わらない」と責任転嫁してしまう。 みなさん、安心してください。誰に投票すればいい
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