(CNN) トランプ前米大統領が北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記との間で交わした書簡が行方不明になっている件について、大統領関連資料の収集と整理を担う国立公文書館が昨年5月、トランプ氏の弁護士らに向けて警告を発していたことが分かった。同館が3日公開した新たな通信記録で明らかになった。 国立公文書館のスターン法務顧問は2021年5月6日、ホワイトハウスでトランプ氏の弁護士を務めていた3人に対し、同氏が金氏と交わしていた書簡並びに前任のオバマ元大統領から受け取った書簡の行方が分からなくなっていると警告した。この件を伝える通信記録は、情報自由法に基づく要請を受けて3日に公開された。 当該の電子メールの中でスターン氏は弁護士らに協力を呼び掛けた。公文書館としてあらゆる大統領関連の記録を確実に受領し、法律の要請に応えようとしているという。 その上で、およそ20箱分の大統領関連の記録について、ト