中央競馬のクラシック3冠第2戦、第85回日本ダービー(東京優駿、G1)は27日、東京競馬場の芝2400メートルに3歳馬18頭が出走して行われ、単勝5番人気のワグネリアンが2分23秒6で優勝し、賞金2億円を獲得した。福永祐一騎手は1996年のデビュー以来、19度目の挑戦でダービー初勝利。友道康夫調教師は2勝目。 馬群の中団を進んだワグネリアンは最後の直線で皐月賞馬エポカドーロを捉え、半馬身差で競り合いを制した。デビューから4連勝しながら皐月賞をけがで断念したダノンプレミアムは、1番人気に推されたが6着に敗れた。