物議を醸したと聞く朝日新聞の7月15日付の報道によると、民主党のある幹部が選択的夫婦別姓法案について「これまでは野党だから提出できた」と発言したそうだ。夫婦別姓法案は結局、「マニフェスト」として公表された文章ではなく、民主党政策集INDEX2009に「選択的夫婦別姓の早期実現」として盛り込まれてはいる。それは確かだ。 しかし、「選択的夫婦別姓」にしろ、これもまた民主党政策集INDEX2009に盛り込まれた「慰安婦問題」等の「戦後諸課題への取り組み」にしろ、盛り込まれた先がマニフェストであろうが政策集であろうが、実現が確約されたとは安心してはいられないのは当然ではあるが、更に不安を誘うエントリを拝見した。 「この国の保守派のどのような主張が自民党をここまで衰退させたのか - 木走日記」(8月31日付、エントリで指摘されている『読売・産経の主張に隠された二重基準』も必読かと)が、2009年衆議