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ブックマーク / cocolog-nifty.hatenablog.com (3)

  • 焼きそばから逃げずにむしろ突っ込めば焼きそばが逃げる - 山下泰平の趣味の方法

    エンジニアの人が祭で屋台焼きそばを作らされそうになったから、仕事を辞めたという話があって、これは妥当な判断だと思う。しかしながら焼きそばを作らされそうになるたびに転職していたら、かなりダルい。だから覚えておいて欲しいんだけど、逃げるから焼きそばが追ってくるわけで、こっちから焼きそばに突っ込んでいったら焼きそばは逃げる。これを焼きそばのパラドックスと言います。 今日の午後、君が偉い人に焼きそばを焼いてくれって言われたら『生麺を蒸して下味を付けなきゃいけないので前日から仕込みが必要ですね』などと返答する。そしたらウヮーこいつ張り切っちゃってるよウゼーって思われる。さらに豚肉に下味付けはじめたり、海老を片栗粉ふりかけて洗ったりしながら『ワイの洗った海老は宝石より輝やくでッ!!』などと絶叫した時点で、誰も君に焼きそばのことを話さなくなると思うんだけど『水の質の悪い中国だからこそ油通しの技法が登場し

    pacha_09
    pacha_09 2015/09/02
  • 歩行者が車を殴れば交通マナーは向上する - 山下泰平の趣味の方法

    生活圏には、だいたい自分と同じくらいの階層の人間が集まっている。自分の生活圏で異常な行動を取れば、排除され生活するのが難しくなる。だから普通の人は、あまり異常な行動をしない。 ところが道路では階層もなにもなく、生成りの人間同士が出会う。道路で異常な行動を取ったとしても、事故を起さない限りはデメリットはない。それどころか移動の速度が向上したり、気分が良かったりする。結果的に道路での移動では、不快な出来事が起きがちである。 効率重視で生きている社会的な地位の高い人が熟考し、ジャイロキャノピーが最も合理的な移動手段だと結論を出したとしても、実行に移すことは滅多にない。自分一人が移動するのならば問題ないのだが、道路では他人が存在するため、不快な思いをする可能性が高いからである。 道路では乗り物の値段で階層が形成されるため、金額の高い車はあまり嫌がらせを受けることがない。ジャイロキャノピーは嫌がらせ

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    pacha_09 2015/06/02
  • 趣味に高度なレベルが求められる理由 - 山下泰平の趣味の方法

    パッケージ化された趣味を始めてしまうと、競争や実益を強要させられたり、無意味に高いレベルを求められたり、道具に関しても一定の水準を求められたり、ルールを強要されたりする場合がある。実例を挙げると、ヤフー知恵袋で自転車の質問を検索すると、異常に性格の悪いカスみたいな回答を眺めることができます。そんなこんなで、趣味陶しい思いをする場合がたまにある。 こういった傾向は、ジャンルの平均的なレベルが向上させるという良い面もあるけど、その一方で趣味疲れの原因にもなる。これには歴史的な理由があると個人的には考えていて、私の趣味は明治時代の文化を調べることなので、ここでは明治時代のことを書いておきます。 ボート遊びという趣味があり、これが日で始まったのは明治の十年あたり、旧大学南校が西洋捕鯨船のボートを二艇購入し、隅田川に浮べて遊んでいた。明治の一五年に高等師範学校が二艇のボートを浮べると、学校間の

    趣味に高度なレベルが求められる理由 - 山下泰平の趣味の方法
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    pacha_09 2015/04/28
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