サン・マイクロシステムズ(以下、サン)の最近の動向は、2005年6月のJavaOneで、当時同社のCOO(現在はCEO)だったJonathan Schwartz氏が語った、「『情報化の時代(Information Age)』は終焉し、これから『参加の時代(Participation Age)』が始まる」という言葉に象徴されている。 創業当時から「The Network is The Computer」を提唱してきたサンは、ネットワークの拡大が急速に進行する現状にあって、情報を提供する側と受け取る側との区別のない参加の時代に向けたビジネスを模索する。 そこで今回は、同社のソフトウェア製品のアーキテクトを経て、現在プロダクト・ストラテジック・マーケティング本部でシステムズ・マーケティング・グループのグループリーダを務める藤井彰人氏にインタビューした。 「Web2.0的なものを、どうやって業務の