7月29日、東京都内でチャリティーセミナー「日本サッカーをいかに育むべきか」が開催された。サッカージャーナリスト養成講座の主催。元FC東京、元 U-17日本代表監督の城福浩氏と、サッカージャーナリストで当養成講座の講師も務める小澤一郎氏がパネリストとして出演した。司会進行は、同養成講座の アカデミー長で、『ワールドサッカーキング』や『Jリーグサッカーキング』の編集人などを兼任する岩本義弘が務めた。 テーマは主に若年層からの育成論で、セミナーの冒頭では、ナショナルトレセンのコーチや、U-15、U-16、U-17と、10代の日本代表監督を歴任 した城福氏が日本サッカー界における育成の現状を解説。城福氏は、日本のトップであるべきJクラブのアカデミーが存在する一方、実際、日本代表には高体連 (高校サッカー)経由の選手が多い点を挙げ、「この現実を受け止めないといけない。そこには向かい合わなければい